TN-SCOPE Science(SS)理数科

令和3年度 福岡県立城南高等学校「ESD課題研究」発表会(オンライン開催)   令和3年6月22日(火)5・6限実施

 県外のSHH指定校である福岡県立城南高等学校の学校設定科目「ESD課題研究」のオンラインによる発表会に,理数科2年次(40名)が参加しました。『スマートフォンの使用時間~画面の色との関係性~』『飛沫やウイルスに対するマスクの防御効果』『オンライン授業の実用性と将来性』など身近な問題やSDGsに関するテーマについての発表を視聴しました。

 今回は,ダウンロードした発表資料をタブレットで表示させながら視聴しました。スクリーンでは見えにくいグラフや図等を拡大したり,見逃したスライドを見返したりすることができ,理解を深めることができました。

 オンライン発表会を視聴し,「他校の発表の仕方,研究のまとめ方,研究の展開の仕方などでとても参考になった。」「教授の方々の発表者に対する具体的なアドバイスを自分も参考にしてみようと思った。」などの感想があり,たくさんの刺激を受けました。今後の課題研究に役立てたいと思います。

 

オンライン発表会のようす

 



徳島県SSH生徒研究合同発表会

R2 徳島県SSH生徒研究合同発表会(オンライン)

日時  3月21日(日)
場所  各高等学校(ZOOMによるオンライン発表)
参加者 理数科2・1年次

第1部
 3月12日(金)~23日(火)まで、研究発表動画を集めた専用ホームページサイトを公開する。

第2部  3月21日(日)各高校で分科会に分かれ、ZOOMミーティングによりオンライン開催となりました。
 第2部は、富岡西高校・城南高校・脇町高校・城北高校・富岡東高校・徳島科学技術高校・鳴教大付属中学校の7校の生徒が3つの分科会(①物理、②化学・地学・その他、③生物)に分かれ、お互いの発表を聞き、質疑応答を行いました。口頭発表後も質問票による質問を受け付け、後日回答をメールで行います。本校生徒にとっては、他校の生徒と科学的意見交換を体験し、これからの研究内容を深化させるための貴重な場となりました。
 今回の発表会でご支援くださった徳島県教育委員会・科学技術高等学校SSH事務局の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。


第2回徳島県SSH高等学校課題研究研修会

R2第2回徳島県SSH高等学校
     課題研究及び科学部研究研修会(オンライン)

 日時  2月19日(金)
 場所  各高等学校(城南高校よりZOOMでオンライン配信)
 指導者 徳島大学理工学部理工学科応用理数コース
     三好 徳和 先生(化学)   石田 啓祐 先生(地球科学)
     大淵 朗  先生(数学)      久田 旭彦 先生(物理学)
     渡部 稔  先生(生物学)  片山 真一 先生(数学)
     大渕 朗  先生(数学)   上野 雅晴 先生(化学)

 参加者 理数科1年次

第2回内容:各グループで課題研究予定内容を発表し、質疑応答を行い、研究内容や研究の進め方に対する指導助言

 第1回に引き続き、オンライン開催となりました。富岡西高校・城南高校・徳島市立高校・城北高校の徳島県理数科4校の生徒と徳島大学等がオンラインでつながり実施されました。まず、各会場でブースA~ブースFの6ブースにグループが別れ、順に各グループの発表を行いました。各グループ発表後に質疑応答を行い、研究内容や研究の進め方に対して、それぞれのブース担当先生から指導助言を頂きました。本校生にとっては、他校の生徒と科学的意見交換を体験し、これからの研究内容等の改良点について考える貴重な場となりました。
 貴重な機会を与えてくださった徳島大学理工学部の皆様、そして今回の参加でご支援くださった徳島県教育委員会・城南高校SSH事務局の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

 

SSH 理数科SS スペシャリストアカデミー②

理数科SS  スペシャリストアカデミー②
「内閣府ムーンショット型研究開発制度が実現する近未来の医療と医科学 ~未来の研究開発者への提言~」

日 時 令和3年1月15日(金)
場 所 本校視聴覚教室
講 師 独立行政法人国立病院機構 徳島病院 高田 信二郎 先生
演 題 「内閣府ムーンショット型研究開発制度が実現する近未来の医療と医科学
                           ~未来の研究開発者への提言~  」

 高田先生は、「ムーンショットとは人々を魅了する野心的な目標を掲げて世界中の研究者の英知を結集しながら困難な社会課題の解決を目指し、挑戦的な研究開発を進める研究開発制度である」として、医科学分野での破壊的イノベーション創出に向けた日本で現在進行中の挑戦による成果(徳島病院での先進的な取り組みも含む)を話してくださいました。
  ①ロボット リハビリテーション
  ②再生医療 リハビリテーション
  ③ゲノム編集 リハビリテーション
     ④サイバネテックアバター リハビリテーション
                     について、順を追って話をしてくださいました。

 障害受容の昨今についても触れられ、現在の医療は、再生医療・ゲノム編集・遺伝子治療・新たな治療薬を受け、動かない部分が動くかもしれないようになっている。そのときに備えて、今よりも体が弱らないようにリハビリテーションしましょうという段階であり、更にSociety 5.0時代のサイバー・フィジカル空間で活躍できるものを目指す時代に入っていると述べられました。
 高田先生は、「研究開発には直感が不可欠である。直感を強化するためには、深くて狭い専門知識を身につけるだけではなく、浅くて広い知識を身につけることも重要であり、何事にも興味を持ってしっかり学習して欲しい」と締められました。

 

SSH 理数科SS スペシャリストアカデミー①

理数科SS  スペシャリストアカデミー①

「ものづくりの楽しさと挑戦 ~徳島・阿南の未来に向けて~」

日 時 令和2年12月2日(水)
場 所 本校視聴覚教室
講 師 有限会社 岸火工品製造所 専務取締役 岸 洋介 先生
演 題 「 ものづくりの楽しさと挑戦 ~徳島・阿南の未来に向けて~ 」

 岸先生は、「花火師は一瞬の感動に手間と想いをかける」として、①就職編、②競技大会編、③これからの花火産業 について、順を追って話をしてくださいました。

  ①自らの就職体験
  ②・花火の種類(割物・半割物・ポカ物)について
    ・化学反応と発色について
    ・自らが目指した藍色の発色の研究について
       ・型花火と現在のトレンド
       ・初の競技大会参加と師匠との出会い
   ③中四国初に企画した「にし阿波花火競技大会」では、有料化による収益の確保、大曲競技
    大会参加の花火屋を招待、音楽に合わせた花火演出を行った

 岸先生は、「製造だけでなく、人々に喜んでいただける大会などをプロデュースする産業としての転換」の重要性について説明してくださいました。また、高校生に向けて、「すぐに就職するタイミングはやってきて、ほとんどの生徒は学生生活から一変する。仕事を楽しむ準備をしていこう」と、日々学習することが大切であると締められました。