2024年7月の記事一覧

徳島県「バッテリーバレイ構想」による講義 令和6年7月11日(木)

 徳島県の「バッテリーバレイ構想」の一環として実施された「バッテリー教育プログラム」は、理数科の1年次生を対象にした学びの場となりました。このプログラムでは、産業技術総合研究所が作成した資料を用いて、バッテリーに関する知識を物理や化学の視点から座学形式で学ぶことができました。

さらに、8月には産業技術総合研究所 関西センターで小型電池の製造実習を行い、実際に探究活動を通じて学びを深める予定です。この実習では、座学で学んだ理論を実践に結びつけることで、バッテリーに対する理解をより深めることができます。

SS1フィールドワーク(那賀川水質調査) 令和6年7月5日(金)

 昨年度と同じ場所(大京原橋中央付近)で、理数科1年次生がSS1フィールドワーク(那賀川水質調査)に取り組みました。今回は、水量が多かったため、昨年度よりも浅い場所での調査になりました。那賀川の調査に関しては、徳島県危機管理環境部環境管理課水質担当者の御指導のもと、安全に行うことができました。パックテスト用に表層の水を採取し、網を使って小魚・エビ・サワガニ等を採集しました。また、川底の石を裏返し、ピンセットで摘んだり、スポイトで水をかけてバットに落として水生生物を採集しました。水質階級を知る手掛かりとなる指標生物であるヒラタカゲロウ等の採集を目標にして調査を行いました。

 水生生物による水質判定方法やパックテストによる水質分析を通して、身近な水環境を理解し、環境保全への関心を高める良い機会となりました。