自然科学部
自然科学部 部活動公開
学校公開での部活動公開では、自然科学部は真空放電実験を行いました。真空放電は光の粒子性という量子力学で説明される不思議な現象です。身近な所では蛍光灯や看板等に使われるネオン管があります。
今回の実験では、高電圧(数千ボルト)下で希薄な気体が出す光の色(波長)が気体の種類により異なるという現象を、またクルックス管では、電子の流れ(陰極線)が可視化され磁石で曲がる様子が観察できました。
皆既月食及び木星の観測を行いました
県内の高校では珍しい天台ドームも稼働させ、皆既月食と442年ぶりの天王星との食、木星の観測を行いました。
18時過ぎから月がかけ始め、19時過ぎには完全にかけて赤銅色に変色しました。この赤銅色は、地球の大気で散乱されずに残った赤い波長の光が、屈折して月面を照らしているとのことです。また、月の下には天王星を見ることができました。しかし、寒さと時間も遅くなったため残念ながら食の瞬間は観測できませんでした。南の空には木星も同時に出現していたため、木星の衛星(イウロパ、イオ、ガニメデ、カリスト)を観測することができました。木星の回りを周回している月ということで、こちらの方が感動したという生徒もいました。(過去の記事に写真があります)
自然科学部 天体観測(金星、土星、木星)を行いました
SSHで購入した、屈折式望遠鏡と反射式望遠鏡を使って天体観測を行いました。
金星の三日月型の欠け、土星の環、木星の月(衛星)を観測しました。
反射式望遠鏡は口径が大きいため解像度が高く、イオやエウロパ等木星の衛星もはっきりととらえることができました。
次回は、倍率を上げての難易度の高い観測にチャレンジしたいと思います。
徳島生物学会参加報告(自然科学部)
第143回徳島生物学会
令和2年1月25日(土)
第143回徳島生物学会に参加し、最優秀発表賞をいただきました。私たちは、3年前から地衣類(ちいるい)の研究を継続的に行っています。
特にウメノキゴケについてフィールドワークを行い、学校周辺の生育分布の調査を行ってきました。この生物は、大気汚染に敏感だと言われているので環境との関係性についても詳しく調査を進めていく予定です。
自然科学部活動報告 近畿総合文化祭参加
京都工芸繊維大学で生物分野のポスター発表をしました。
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