TN-SCOPE Science(SS)理数科
理数科行事 高大連携授業 徳島文理大学
理数科行事 高大連携授業(1・2年次合同)
「薬と毒の不思議な関係」
日 時 令和元年10月9日(水)
場 所 本校視聴覚教室
講 師 徳島文理大学 薬学部
教授 姫野 誠一郎 先生
教授 姫野 誠一郎 先生
演 題 「 薬と毒との不思議な関係 」
姫野教授は「薬毒同源」、薬と毒の作用は紙一重であり、毒の研究は生物学の研究につながると、次の具体例からお話し下さいました。
・ふぐ毒のような神経毒が鎮痛薬に転用されている事例
・サリンによく似た毒がアルツハイマー認知症の症状の軽減に聞く事例
・ヒ素が漢方薬に混ぜられている事例や白血病の特効薬に使われている事例
次に、バングラディシュ等のアジアのヒ素被害の実情等も映像を通じて、環境問題解決について学習するのも薬学部が適していると教えてくださいました。
・サリンによく似た毒がアルツハイマー認知症の症状の軽減に聞く事例
・ヒ素が漢方薬に混ぜられている事例や白血病の特効薬に使われている事例
次に、バングラディシュ等のアジアのヒ素被害の実情等も映像を通じて、環境問題解決について学習するのも薬学部が適していると教えてくださいました。
姫野教授は講義中、「薬剤師は薬という鋭いメスの上手な使い方と安全性を理解し、使いこなせるサイエンティスト(科学者)でなければいけない」と述べられました。そして、薬学は総合的な学問であり、学問はまずあらゆることに対して素朴に疑問を抱くことが大切であると締められました。
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