SSH(スーパーサイエンスハイスクール)
2023 ロボットアイデア甲子園 四国大会 令和5年8月24日(木)
ロボットアイデア甲子園は、実際に産業用ロボットを見て、斬新で、ユニーク、そして実現化できるような新たな使用法のアイデアを競うコンテストです。本校からは、2年次生3名が参加しました。
まず、開催企業センターの専門家の方から、直接産業用ロボット及びロボットシステムインテグレーションの講義を受けました。次に、普段見ることができない、迫力満点の産業用ロボットシステムを、実際に間近で見学し、体験することができました。
ロボット見学後、感動冷めやらぬうちに、自由な発想で、ロボットの使用法やアプリケーションについてのアイデアを考え、提案用紙にまとめました。
今回のイベントに参加して、技術者の皆さんの思いや、ロボットに込められた様々なメッセージをしっかりと感じとることができました。貴重な体験ができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。
阿南市役所を訪問しました。
7月24日(月)39名の生徒が阿南市役所を訪問しました。市長様よりお話をしていただき、庁舎内を見学した後、グループに分かれて各課の担当の方に質問したり、お話を聞いたりしました。課題研究を進めたり、進路について考える上で、有益な体験をすることができました。
~生徒の感想より~
1階以外は見るのが初めてだったのでたくさん学ぶことができました。市役所の方の説明もとても分かりやすく見ただけでは気づかないすごい工夫も知ることができて、とても充実した時間を過ごすことができました。ワークショップでも担当の方が丁寧に対応してくれたので、これからの進路に活かしていこうと思いました。
台湾との交流に向けて
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台湾との交流に向けて、様々な活動が始まりました。
7月10日(月)1、2年次生を対象に台湾出身のリ・センセイさん(兵庫教育大学大学院研究生)が台湾の文化、社会問題、日本との関係、ご自身の留学生活についてなど幅広い話題で話をしてくださいました。台湾に親しみを感じたり、リさんの前向きな姿勢に刺激を受けた生徒も多かったようです。
7月10日(月)14日(金)18日(火)には、橋本恵理先生の中国語講座がありました。1年次生は、自己紹介や自分の名前を中国語で言う練習をしました。2年次生は、クイズをしながら、楽しく中国語を学ぶことができました。
2学期からは、國立新化高級中學とのオンライン交流やペンパル活動が始まります。12月には、國立新化高級中學生が来校し、本校生が台湾を訪問します。このような活動を通じて、グローバルな視点で考え、行動できる富西生になってほしいと思います。
SMART(SMART Mobile & Autonomous Robot Tournament)2023四国大会 令和5年8月4日(金)
祝優勝!
今年度のSMARTは、愛媛県四国中央市の伊予三島運動公園体育館で開催されました。本校からは、1年次生から1チーム(TNーscience)と2年次から1チーム(TNーTaiwan)の合計2チームが参加しました。
SMARTとは、スマート移動型&自律移動型ロボットトーナメントの略称であり、LEGO社のロボットキットで製作された自律型移動ロボットによる競技会です。
競技課題は、制限時間3分間内に、競技フィールドに配置された6個のペットボトルキャップの上にピンポン球を置き、4本の減点ペットボトルを避けながら、7本の加点ペットボトルを倒すことです。全てのミッションをクリアし、減点もなく競技終了すると、満点の15点を獲得することができます。
ロボット製作の過程において問題解決力、論理的思考力をフル活用し、チームで協力し、様々な場合を想定したプログラムを考案し、万全の体制で競技に臨みました。
試合結果ですが、1年次生チームは、初戦を突破し2回戦進出を果たしました。2年次生チームは、決勝戦まで順調に勝ち進みました。決勝戦では、序盤にミスが出ましたが、最高得点を獲得するよう瞬間的にプログラムの選択したり、再スタート時にロボットの設置位置調整やタイヤの微調整を行い、3分間最善を尽くし見事優勝を勝ち取りました。
次回は、SMART-OPEN(年齢制限なし、世界大会)大会に参加し、満点優勝を目指します!応援よろしくお願いします。
組換えDNA実験講習会 令和5年度7月27日(木)・28日(金)
徳島大学先端酵素学研究所にて、高校生向けの組換えDNA実験講習会が開催され、2年次生2名が参加しました。
大学の充実した設備・施設を使いながら、遺伝子組換えの基礎知識や実験を行いました。実際にクラゲの蛍光タンパク質であるGFPを作りだす遺伝子を大腸菌に組み込む実験を行い、実験の楽しさや繊細さを身にしみて感じたようです。
今回の実験講習会も、今後の進路選択に活かすことができる有意義な時間となりました。
令和5年度 富岡西高校SSH理数科生徒課題研究発表会
1.目 的 課題研究発表会を実施することで成果を公開普及するとともに、生徒の探究活動に対する意欲や
プレゼンテーション能力などのスキルを高める。
2.会 場 徳島県立富岡西高等学校(徳島県阿南市富岡町小山18-3)
3.発表者 理数科3年次生
4.日 程 令和5年7月20日(木)
13:20~13:25 開会式
13:25~14:00 口頭発表Ⅰ
14:00~14:10 休憩
14:10~14:55 口頭発表Ⅱ
14:55~15:00 閉会式
発表内容
班 | 科目 | テーマ |
1 | 物 理 | 紙の構造物の強度を高めるには |
2 | 物 理 | 蚊の触角の構造に迫る |
3 | 物 理 | 効率の良い換気方法について |
4 | 化 学 | ペットボトルの形状と光の遮断効果 |
5 | 化 学 | 洗濯のすすぎと水の量 |
6 | 化 学 | シリカゲルの表面積 |
7 | 化 学 | 渋柿の糖度について |
8 | 生 物 | ユコウ(柚香)を使った化粧水作り |
9 | 生 物 | カビを防ぐ身近な食材の研究 |
10 | 生 物 | カビと塩分濃度の関係 |
11 | 数 学 | 人狼ゲームの勝率から考える望ましい行動 |
理数科3年次生がこれまで行ってきた課題研究について、スライドを用いた課題研究発表会を行いました。SSH運営指導委員や教育委員会の方々、理数科1・2年次生は、4教室に分散し、発表するグループが各教室を移動する方式で実施しました。開会式・閉会式はZoomを使用し4教室同時開催で行いました。各教室での司会進行を、理数科2年次生が担当しました。各発表後は、活発な質疑応答が行われました。今後は、アドバイスシートや、評価シートを参考に修正や追加実験等を行い、研究論文を仕上げていきます。
令和5年度 富岡西高校SSH理数科生徒課題研究発表会のご案内
次の通り、令和5年度富岡西高校SSH理数科生徒課題研究発表会を実施します。
1 日時 令和5年7月20日(木)
2 場所 徳島県立富岡西高等学校
3 日程 *詳細は実施要項で確認してください
13:20~15:10
4 対象 近隣中学校教員・県内高等学校教員
5 申込 参加申込書に必要事項をご記入の上、Mailにてお申し込みください
徳島大学新野キャンパス(徳島イノベーションセンター)高大連携講座 令和5年6月26日(月)
講義:「魅力ある微生物たち」
講師:徳島大学生物資源産業学部 食料科学コース 櫻谷 英治先生
今回は、2年次生7名が櫻谷先生の講義を受講しました。微生物に関する研究内容を身近な例を示しながら紹介してくださいました。微生物の新たな機能の開拓について研究を進められており、発酵により生じる機能性化合物について説明してくださいました。
例えば、モルティエレラはカビの一種ですが、体内で油(アラキドン酸)をつくる特殊な能力を持っており、その油は脳の働きに欠かせない栄養成分であることから、その有効活用の可能性に大きな期待が集まっているそうです。
今回の講義を聞き、大学での研究内容について知ることができ、今後の進路選択に活かすことができる有意義な時間となりました。
SAアドバンス(2年次)ワークショップ「SDGs de 地方創生」
SAアドバンス(2年次)ワークショップ:「SDGs de 地方創生」
講師:「SDGs de 地方創生」公認ファシリテーター 渡邉 芳彦 氏
SAアドバンス(2年次)の一環として、6月7日(水)と6月14日(水)に2年次普通科生徒が「SDGs de 地方創生」カードゲームを行いました。生徒たちは、楽しみながら持続可能な「まち」づくりに向けて主体的にゲームを楽しんでいました。
活動を通じて、自分たちの「まち」の「地方創生」を「SDGs」の視点で捉えなおすことができ、持続可能な「まち」づくりのためには地域社会の課題を「自分ごととしてとらえる」こと、「対話や協働」が必要であることを、具体的に行動と結びつけて考えることができました。
今回学んだ観点を取り入れつつ,3学期のSA発表会に向けて今後の研究に取り組んでいきます。
徳島大学新野キャンパス(徳島イノベーションセンター)高大連携講座 令和5年6月12日(月)
講義:「バイオ医薬品生産について」
講師:徳島大学生物資源産業学部 応用生命コース 鬼塚正義先生
今年度も、徳島大学生物資源産業学部による高大連携講座に参加しました。近隣の阿南光高等学校産業創造学科2年生の「総合実習」で実施されたものですが、講義形式限定で参加させていただきました。今回は、鬼塚先生による講義を受講しました。バイオ医薬品開発の現状や課題についての説明や、バイオ医薬品開発には、なぜバイオテクノロジーが必要であるのかを丁寧に講義していただきました。ワクチンのしくみや、種類について深く学ぶことができました。また、複雑な構造をしている抗体については、3D表示を用いて分かりやすく説明していただきました。今後の進路選択に生かせる有意義な経験でした。
生徒の感想:「大学の内容は少し難しかったですが、自分の体内で起こっていると思うとすごく不思議に感じることがたくさんありました。」
徳島県立富岡西高等学校
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