SSH(スーパーサイエンスハイスクール)
1年次SA 2学期 データサイエンス講座
データ&ストーリーLLC代表の柏木吉基先生によるデータサイエンス講義がありました。1年次生を対象に「問いの作り方」というテーマで、体育館でワークショップを行いました。グループに分かれて2種類のカードを使って問いを作り、グループで問いを共有しました。問いづくりを通して探究する意義がある問いや検証の道筋が見える問いとは何かを考えることができました。今日学んだことを今後の探究活動に生かしていきたいと思います。
SMART(SMART Mobile & Autonomous Robot Tournament)2024四国大会 令和6年8月3日(土)
令和6年度のSMARTは、愛媛県四国中央市の金生公民館で開催されました。本校は、5チーム(TN-Antares、TN-Create、TN-alpha、TN-SasakiTwins、TN-SWORD)が参加しました。
SMARTとは、スマート移動型&自律移動型ロボットトーナメントの略称であり、LEGO社のロボットキットで製作された自律型移動ロボットによる競技会です。
今回の競技課題は、制限時間3分間内に、ロボットは競技フィールド上に置かれた7個のピンポン球を拾います。その間に4本の減点ペットボトルを避けながら、6本の加点ペットボトルを倒します。競技終了時点で、ピンポン球の状態、加点・減点ペットボトルの状態、リトライ回数、フライングの有無により計算したポイント合計により、競技の勝敗が決まります。そのため、ロボットにはピンポン球のある場所へ効率的に移動し拾うこと、狙ったペットボトルを確実に倒す機能が求められます。
まず、16チームで予選が行われました。3分間で満点(23点)を目指し、最後の瞬間まで減点を最小限に抑える戦術を考え、最善のプログラムを選択し、ロボットの動きを見守りました。競技フィールドのコンディションにより、微妙な動きの変化が生じたチームもあり、富西からは予選通過8チーム中、1チームが選出されました。本戦では、対戦相手の完璧なロボットの動きにより大きくリードされ、惜しくも2回戦に進むことができませんでした。全てのチームが、大会直前までロボットの調整やプログラミングの修正を行い、3分間力を出し切りました。
次回は、SMART秋季大会(年齢制限なし)大会に参加します。試合終了後、早速改善点を検討したり、新たな戦略を考えたりするチームもありました。各チーム最速タイムを目指して頑張ります。応援よろしくお願いします。
令和6年度 富岡西高校SSH理数科生徒課題研究発表会(夢ホール) 令和6年7月19日(金)
理数科3年生による課題研究発表会を、スライドを用いて行いました。今回は夢ホールをお借りし、ステージ上で発表を行いました。発表会には、SSH運営指導委員や教育委員会の方々、理数科1・2年生、普通科の生徒、保護者、そして近隣の中学校も参加しました。司会進行は理数科2年生が担当し、各発表後には活発な質疑応答が行われました。初めての試みでしたが、準備や後片付けなども全員が協力し、スムーズに発表会を進行することができました。
今後は、いただいたアドバイスシートや評価シートを参考に、修正や追加実験を行いながら、研究論文を仕上げていきます。
令和6年度 富岡西高校SSH理数科生徒課題研究発表会のご案内
次の通り、令和6年度富岡西高校SSH理数科生徒課題研究発表会を実施します。
1 日時 令和6年7月19日(金)
2 場所 阿南市文化会館・夢ホール
3 日程 *詳細は実施要項で確認してください
13:20~15:10
4 対象 近隣中学校教員・県内高等学校教員
5 申込 参加申込書に必要事項をご記入の上、Mailにてお申し込みください
*本校生徒の保護者及び近隣の中学生徒(制服を着用)は、直接会場にお越しください。会場で受付を行います。
データサイエンス講義がありました。
本年度も、データ&ストーリーLLC代表の柏木吉基先生によるデータサイエンス講義(オンライン)がありました。4限目は2年次生を対象とした、今後の課題研究の進め方についての講義でした。事前に送っていた各グループの研究テーマと研究のゴールについて、丁寧にご助言していただきました。さらに、課題研究を進めていく上での疑問や悩みについても答えてくださいました。6・7限目は、1年次生を対象に、「探究学習(研究)って何するの?」というテーマで、探究活動とは何か、その重要性、進め方などをわかりやすく話してくださいました。本日学んだことを今後の探究活動に生かしていきたいと思います。
台湾とのペンパル交流
ペンパル交流をしている台湾の新化高級中學から、手紙と贈り物が届きました。今回は、ペンパルのメンバーだけでなく、昨年12月に来校した際に交流したホストファミリー生徒、バディの生徒、所属したホームルーム生徒への手紙もあり、数多くの生徒達が交流できました。富西生も手紙やプレゼントを準備し、5月中旬に発送しました。先日、新化高級中學の先生から「届きました」というお礼のメールをもらいました。これからも、ペンパル交流を通じて友好を深めたいと思います。
1年次SA・SS代表発表会
3月19日(火)SAとSSの代表者による発表会を実施しました。SAは11HRから14HRの各クラスの代表4グループ、SSは15HRから物理・化学・生物・数学分野の4グループが発表しました。
イザベル先生(ALT)の特別授業
1年次生は、英語コミュニケーションⅠの授業で「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンについて学習しました。大学で生物学を専攻していたALTのイザベル先生が、1年次各クラスで、ホルモンや人間の体のしくみ、病気との関連などについて英語で授業をしてくれました。最後には学習したことの確認のクイズがあり、盛り上がりました。英語の教科書で学習したことを生物の視点でより深く学ぶ良い機会となりました。
「徳島未来創造・アップデート・コンテスト2023」に参加しました
2月23日(金)に実施された「徳島未来創造・アップデート・コンテスト2023」最終審査会において、
本校2年次生のグループが優秀賞に輝きました。
本大会は、徳島の未来を担う高校生を対象に、「未来に引き継げる徳島」の実現に向けた「徳島をより良くするためのアイデア」を自由に提案するものです。本校生徒のグループは「自動化社会の形成」というテーマで、スマート農業による、誰もが簡単に農業を始められる社会の形成について提案しました。120件の応募の中から一次審査を通過し、県内高等学校及び中等教育学校 6校10組による「最終審査会」に出場しました。
「最終審査会」では、徳島県知事をはじめとした5名の審査委員に対してプレゼンテーションをしました。SA(総合的な探究の時間)の中で取り組んできた研究内容が大舞台で披露でき、貴重な経験ができました。研究にご協力いただいた皆様方、ありがとうございました。
1年次 SA模擬発表会を開催しました。
2月14日(水)1年次のSA模擬発表会を開催しました。各クラス内でグループに分かれて進めてきた課題研究の集大成となる内容を発表しました。オンラインでデータ&ストーリーの柏木吉基先生にも参観してもらい、コメントをいただきました。また、クラスメイトからはアドバイスシートをもらったり、各自で振り返りもしました。2年次での課題研究につなげたいと思います。
令和5年度 富岡西高校SSH生徒課題研究発表会・公開授業のご案内
次の通り、令和5年度富岡西高校生徒課題研究発表会・公開授業を実施します。
1 日時 令和6年2月16日(金)
2 場所 徳島県立富岡西高等学校
3 日程 *詳細は実施要項で確認してください
13:15~15:40
4 対象 近隣中学校教員・県内高等学校教員
5 申込 参加申込書に必要事項をご記入の上、メールにてお申し込みください
SSH台湾研修 令和5年12月19日(火)から12月23日(土)
12月19日(火)から12月23日(土)までSSH台湾研修(生徒32名、教員3名)を実施しました。初日と最終日は出入国や帰国による移動日のため、2日目から4日目までの報告です。
12月20日(水)は、国立新化高級中學での研修を行いました。午前中は姉妹校協定締結に関するセレモニーで、午後からは5限から8限の授業に参加しました。5・6限は、屋上に農場を導入する画期的なデザインの青果卸売市場研修をホームステイ先の生徒と一緒に行い、7・8限目は6班に分かれて、各クラスの授業に参加しました。放課後、1泊のホームステイを行いました。
12月21日(木)の朝、バディと一緒に登校後、国立新化高級中學を出発し、高雄科技大学でインテリジェントロボティックキャンプ研修を行いました。午前中は、プログラミングの講義を英語で受講し、午後からは、様々なコースを光センサーで読み取った情報を処理してロボットを自走させる競技会にチャレンジしました。シミュレーションして調整したプログラムを、ロボットにダウンロードし、タイムトライアルをしました。研修後、台南駅から台北駅まで新幹線で約2時間移動し、午後8時30頃ホテルに到着しました。
12月22日(金)は、午前中台湾師範大学において、AIを用いたデジタルコンテンツによる英語の授業や、VRゴーグルを使った最新の学びを体験しました。午後は、世界三大博物館の一つである故宮博物院で研修を行いました。「豚の角煮」と呼ばれる「肉形石」や、「白菜」と呼ばれる「翡玉白菜」は、台南の博物館で展示されるため見ることができませんでした。翡翠(ヒスイ)についての知識や、漢字の成り立ちについて実物を通じて学ぶことができました。
4泊5日の研修では、中国語講座や台湾の文化や歴史等の事前学習やオンライン交流で磨いた英語力を十分に発揮でき、異文化理解が十分にできました。この研修をきっかけに、海外留学を目指す決意を固めた生徒もでてきました。SSH台湾研修に関係していただいた方々にこの場を借りてお礼申し上げます。
1年次生ワークショップ「カードゲームで『SDGs』の本質を体感しよう!!」
12月12日(火)と12月18日(月)に、SDGsファシリテーターの渡邉芳彦先生による「カードゲームで『SDGs』の本質を体感しよう!!」の講義がありました。はじめにゲームについての説明を受けた後、グループごとに配付されたカードを確認して、プロジェクトを遂行していきました。自分たちの利益のみに注目すると経済は発展するものの、環境や社会には配慮できていないということがわかりました。前半戦を終えて理解を深めた後、後半戦では他グループと協同して、環境や社会を考えたプロジェクトが達成できるようになっていきました。渡邉先生は振り返りの中で「このゲームは現実世界」であることや、自らが主役となって世界を作り上げる責任を持つ大切さも教えてくださいました。今回の講義でよい学びができました。2週にわたり、渡邉先生には大変お世話になりました。
徳島病院 ロボットリハビリ研修 令和5年12月6日(水)
独立行政法人国立徳島病院ロボットリハビリテーションセンターを訪問しました。
普通科と理数科の2年次生13名が参加しました。まず、髙田先生によるロボットリハビリ技術の説明を聞きました。その後、最先端技術を駆使して製作されたCYBERDYNE社製の「HAL」(自動アシスト装着型ロボットスーツ)を装着させていただき、さまざまなモードで実際に歩いてみました。装置は、30[kg]もありましたが、重さを感じることなく、重心の移動がスムーズに行えるようなアシストを実感することができました。装着した人が、動きたい方向に動くことができるシステムについて説明を受けました。医学と理工学の融合による開発への興味関心が高まりました。短時間ですが、参加者全員が貴重な体験をすることができました。将来、このような分野で活躍ができるよう学び続けていきたいと思います。
令和5年度「科学の甲子園」徳島県大会に参加しました
11月18日(土)、徳島県立総合教育センターにて「科学の甲子園」徳島県大会が実施され、本校から4チームが参加しました。
今年度より、筆記競技に加え、実技競技が実施されました。午前中は、物理、化学、生物、地学、数学、情報分野の筆記競技にチャレンジし、午後は、「理想の着地を目指して!」と題して、ハガキサイズの用紙を加工して落下体(30cm四方に収まる形状のマーカーとシューターの2体)を作成し、マーカーとシューターを連続で自由落下させ、2番目に投下するシューターがマーカーの近くに着地させる技術と、地面に到達するまでの落下時間(滞空時間)を長くする技術を競いました。試行錯誤を繰り返し作成した4チームの落下体は、ほぼ思い通りの結果で大きなミスはありませんでした。
全競技終了後、講演(講評)があり、鳴門教育大学の寺島幸生准教授による「甲子園 出るにも勝つにも 何が要る?」を聴講しました。短時間でしたが、植物や生物のフォルムをヒントにすることや、他のチームが作成した形状からヒントをもらうことで効率よく理想の落下体の作成につながることを学びました。全国大会出場は今年も果たすことができませんでしたが、来年こそは優勝を目指します!
SAトップリーダーセミナーを開催しました。
10月11日(水)と25日(水)にトップリーダーセミナーを開催し、15分野19名の専門家の方々から貴重なお話を聞くことができました。セミナーで学んだことを課題研究や進路決定に活かしたいと思います。
スーパーサイエンスハイスクールの指定を受けている富岡西高等学校では、このような機会を多く持つことで、生徒の皆さんの夢や目標の明確化とその実現に向けキャリア教育の充実に努めています。
国立病院機構徳島 病院 髙田 信二郎 様 |
大塚製薬株式会社 徳島ワジキ工場 高須賀 義雄 様 |
株式会社あわえ 吉田 基晴 様 |
徳島県環境アドバイザー 佐藤 由美 様 |
(株)スペックRISE&WIN 池添 翔太 様 池添 亜希 様 |
徳島大学大学院医歯薬学研究部地域看護学分野 岡久 玲子 様 |
阿波銀行 営業推進部地方創生推進室 片山 哲也 様 |
徳島医療福祉専門学校 坂東 仁志 様 村上 和広 様 |
In Between Blues 永原 レキ 様 |
徳島県政策創造部地方創生局とくしまぐらし応援課 清水 一斗 様 井上 あゆみ 様 |
鳴門教育大学大学院高度学校教育実践専攻 川上 綾子 様 |
徳島県国際交流協会 野水 祥子 様 |
株式会社atelierR 賀川 詔子 様 |
阿南市建設部公共建築課 八木 秀幸 様 阿南市教育委員会教育部教育総務課 芝山 将太 様 |
株式会社がんばろう徳島 若松 直樹 様 |
阿南市防災ワークショップが開催されました。
10月22日(日)大阪大学大学院工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻倉敷研究室主催の「阿南市防災ワークショップ」が開催されました。防災ワークショップ、進路・研究相談会、大学研究紹介など充実したプログラムでした。
~生徒の感想より~
・今まで自分達が生き残ることだけを考えていたけれど、40年後の社会でどう行動するかを話し合うと「未来の人たちが1人でも多く生き残るには」という視点で考えることができてとてもいい機会になりました。今日学んだことをみんなに伝えていきたいと思いました。
・大学生のリアルな声を聞いて、目指す方向がより明確になりました。
台湾オンライン交流④
11月10日(金)15時40分~
台湾オンライン交流の4回目を実施しました。
今回は「日本語講座①」として基礎的な挨拶をパワーポイントにまとめ発表しました。
相手生徒も積極的に日本語の会話練習に参加してくれました。
相手生徒からは「中国語講座②」として、前回の基本的な挨拶を復習した後、食べ物の単語などを教えてもらい覚えた単語を使って会話文に挑戦しました。
12月13日に新化高級中学の皆さんが来校した際に積極的に中国語で会話を楽しんでもらいたいです。
次回のオンライン交流には、新化高級中学のみなさんが日本へ来た際に役立つフレーズをたくさん準備しておきたいです。
科学技術アカデミー中高生向け講座「科学への誘い~advanced~」 令和5年9月30日(土),10月1日(日)
徳島大学常三島キャンパスで開講された、「科学への誘い~advanced~」 に富西生12名が参加しました。「簡単な有機反応をマイクロスケールでやってみよう!」では、教科書に掲載されている有機反応に関する現象が、次々と自分の目で確認でき、匂いや色の変化を体感することができました。「DNAの制限酵素地図を作成しよう!」では、DNAについて講義を受けた後、マイクロピペットを駆使して正確な液量を計り取る技術を学び、実際の研究の現場で使われているDNAの制限酵素地図作成の技術を体験しました。「宇宙を支配する謎の素粒子,暗黒物質を探そう!」では、ダークマターを検出する手法を学び、鉛ブロックで不要な電磁波を遮蔽する構造を考え、研究室と同様の手法で測定を行いました。第2部の天体観測にも参加し、土星のリングの観察や、月の表面の観察も行いました。2日間を通して、研究に携わる方々から多くの刺激を受け、科学に対する学習意欲が高まりました。
徳島大学生物資源産業学部(常三島キャンパス) 研修 令和5年9月6日(水)
昨年度より参加している阿南光高校と徳島大学生物資源産業学部との高大連携事業で、徳島大学生物資源産業学部(常三島キャンパス)研修が実施され、今年度は富西生3名も参加しました。まず、大学生の活動場所であるイノベーションプラザを見学し、鳥人間コンテストや阿波電鉄プロジェクト、ロケット研究、ロボットコンテスト等の活動について担当の学生さんから説明を受けました。
次に、VBL棟で中澤研究室を見学しました。「香酸系柑橘を用いた精油生産」のミニ講義で、スダチ加工廃棄残渣からの精油抽出方法や6次産業化へのアイディアについてわかりやすく説明していただきました。
最後は、生物生産コース研究室を見学しました。宇都研究室の「腫瘍移植鶏卵を用いたガンの創薬研究」では、鶏卵を用いることで、スピーディーで多種類の研究ができる手法について説明をしていただきました。実際に鶏卵にがん細胞を移植する操作を体験させていただきました。創薬研究が薬学部以外でもできることに驚きました。後藤研究室の「生物のもつ優れた環境適応性の解明〜生体膜の機能解明を目指して〜」では、高圧力下での細胞の変化や、その機能を解明する研究が行われていました。圧力が生物環境にどのような変化をもたらすのかについてわかりやすく講義していただいた後、研究室での実験風景を見学させていただきました。
短い時間でしたが、大学構内の施設や実験風景を見学でき、良い刺激となりました。今後の進路選択に活かすことができました。
徳島県立富岡西高等学校
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