TN-SCOPE Science(SS)理数科

理数科 高大連携授業 鳴門教育大学

理数科 高大連携授業(2年次)
「課題研究の進め方」

日 時 令和2年7月29日(水)
場 所 視聴覚教室
講 師 鳴門教育大学 准教授 寺島 幸生 先生
演 題 「課題研究の進め方」 

 本年度、2年次はコロナウイルスの影響もあり、2学期から本格的に課題研究が始まります。それに先立ち、課題研究の進め方の注意事項等について、わかりやすく興味を喚起するような内容の講義をしてくださいました。

 1.研究を始める前に
 2.テーマの見つけ方・決め方
 3.研究の進め方
 4.データの整理と表示
 5.研究のまとめ・発表

 生徒にとって、これからの課題研究や学習に生かすことができる貴重な経験となりました。講義を通して、身近なことの中にいろいろな研究対象となる課題がたくさんあることや、視点を変えることでそれらを見つけたり、そのデータのまとめ方によって思わぬ関係性を発見できたりする楽しさに気づいてくれたことと思います。
 寺島准教授の講義は、何事にも疑問をもって多角的に見ることが大切であるということと、高校生であれ大学の科学者であれ、基本的探究過程は共通なので、ぜひその姿勢を身につけて欲しいというお話で締められました。

 

理数科 校内課題研究発表会

理数科 校内課題研究発表会
                       令和2年7月22日(水)

 3年次理数科がこれまで行ってきた課題研究について、パワーポイントによる課題研究発表会を行いました。本年度はコロナウイルス感染防止対策のため、S3教室・S2教室・26HR教室・16HR教室に分散し、開会式・閉会式はZoomを使用し4教室同時開催、研究発表は4教室ローテーションで行いました。1・2年次理数科生が参加し、11班の発表を順番に聞いて疑問点を質問をしたり評価をしていきました。今回の発表内容は、全国SSH課題研究発表会や日本学生科学賞等に出品予定です。


3年次生徒テーマ
  化学: 炭酸ジュース中の炭酸量の測定
  化学: 歯は溶けるのか
  化学: 石けんの研究
  化学: ゴムの劣化と脂肪酸の関係
  生物: 阿波番茶の研究
  生物: 日照度や地面の硬さと植生の関係
  生物: オーキシンについて
  生物: 微生物
  物理: コイルガンの作成と温度によるエネルギー変換効率についての考察
  物理: ヘロンの噴水原理で災害対策は可能か?
  物理: 空気抵抗と終端速度の関係

 

【SSH】スペシャリストアカデミーが行われました

R1第2回徳島県SSH高等学校
     課題研究及び科学部研究研修会参加報告

 日時  2月22日(土)
 場所  徳島大学総合科学部2号館・地域連携プラザ・けやきホール
 指導者 徳島大学理工学部理工学科応用理数コース
     三好 徳和 先生(化学)   石田 啓祐 先生(地球科学)
     小山 晋之 先生(物理学)  久田 旭彦 先生(物理学)
     渡部 稔  先生(生物学)  片山 真一 先生(数学)
     大淵 朗  先生(数学)

 参加者 本校理数科1年次
     
 この研修会には、富岡西高校・城南高校・徳島市立高校・城北高校の徳島県理数科4校の生徒が集まり開催されました。15班毎のABC3グループに分かれ、各班5分程度のポスター発表を行い、ローテーションで回っていきました。そして全班を先生方も回っていただき、実験の方法や進め方のアドバイスをいただきました。本校生にとっては、他校の生徒と科学的意見交換を体験する貴重な場となり、これからの課題研究に対するモチベーションを増すことができました。
 貴重な機会を与えてくださった徳島大学の皆様、そして今回の参加でご支援くださった徳島県教育委員会・徳島県立総合教育センター・城南高校SSH事務局の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

 

徳島県SSH高等学校研修会参加報告

R1第2回徳島県SSH高等学校
     課題研究及び科学部研究研修会参加報告

 日時  2月22日(土)
 場所  徳島大学総合科学部2号館・地域連携プラザ・けやきホール
 指導者 徳島大学理工学部理工学科応用理数コース
     三好 徳和 先生(化学)   石田 啓祐 先生(地球科学)
     小山 晋之 先生(物理学)  久田 旭彦 先生(物理学)
     渡部 稔  先生(生物学)  片山 真一 先生(数学)
     大淵 朗  先生(数学)

 参加者 本校理数科1年次
     
 この研修会には、富岡西高校・城南高校・徳島市立高校・城北高校の徳島県理数科4校の生徒が集まり開催されました。15班毎のABC3グループに分かれ、各班5分程度のポスター発表を行い、ローテーションで回っていきました。そして全班を先生方も回っていただき、実験の方法や進め方のアドバイスをいただきました。本校生にとっては、他校の生徒と科学的意見交換を体験する貴重な場となり、これからの課題研究に対するモチベーションを増すことができました。
 貴重な機会を与えてくださった徳島大学の皆様、そして今回の参加でご支援くださった徳島県教育委員会・徳島県立総合教育センター・城南高校SSH事務局の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

 

徳島県SSH高等学校課題研究及び科学部研究研修会参加報告

R1第1回徳島県SSH高等学校
  課題研究及び科学部研究研修会参加報告

 日時  11月23日(土)
 場所  徳島大学理工学部共通講義K棟6F 創生スタジオ
 指導者 徳島大学理工学部理工学科応用理数コース
      三好 徳和 先生(化学)   石田 啓祐 先生(地球科学)
      小山 晋之 先生(物理学)  久田 旭彦 先生(物理学)
      渡部 稔  先生(生物学)  片山 真一 先生(数学)
      大淵 朗  先生(数学)

 参加者 理数科1年次・普通科2・1年次(希望者)

     
 この研修会には、富岡西高校・城南高校・徳島市立高校・城北高校の徳島県理数科4校の生徒と自然科学部の生徒を中心に多数が集まり開催されました。まず、4校生が混じったグループ毎にアイスブレイキングから始まり、興味ある分野の内容についてそれぞれが提案するブレインストーミングへと移行しました。次にKJ法に入り、グループ毎に意見の集約を図っていきました。そして全グループが課題を発表し、先生方に研究の進め方の説明をいただきました。本校生にとっては、他校の生徒と科学的意見交換を体験する貴重な場となり、学習意欲や研究意欲を増すことができました。

 貴重な機会を与えてくださった徳島大学の皆様、そして今回の参加でご支援くださった徳島県教育委員会・徳島県立総合教育センター・城南高校SSH事務局の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。


科学技術アカデミー参加報告

科学アカデミー講座「科学への誘い」参加報告
①日時9月28日(土)
 内容  「DNA制限酵素地図を作成しよう」
 場所  徳島大学総合科学部共通教育実験室(生物)
 講師     徳島大学 渡部 稔 先生
 参加者 2・1年次(希望者)
     
 この実習では、ある一定の長さのDNAを様々な制限酵素で切断し、アガロースゲル電気泳動法により切断されたDNAの長さを調べました。


②日時  9月29日(日)
 内容  「電子コンパスのしくみを学ぼう」
 場所  徳島大学総合科学部共通教育実験室(物理1)
 講師     徳島大学 小山 晋之 先生
 参加者 2・1年次(希望者)
     
 携帯電話などに搭載されている、地磁気センサのしくみを学びました。


③日時  10月5日(土)
 内容 「宇宙からの放射線を探ろう」
 場所  徳島大学総合科学部共通教育実験室(物理Ⅰ)
 講師     徳島大学 伏見 賢一 先生
 参加者 2・1年次(希望者)
     
 宇宙空間を高エネルギーで飛び交っている宇宙線が、どの方向からやってくるのかを調べました。

 先端科学についての講演や高度な観察実験を体験し、参加した生徒には大いに刺激となったようです。貴重な機会を与えてくださった徳島大学の皆様、そして今回の参加でご支援くださった徳島県教育委員会・徳島県立総合教育センターの皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。


理数科行事 英語による理科・数学授業

理数科行事 高大連携授業(1・2年次合同)
高大連携事業 鳴門教育大学  英語による理科・数学授業  

1.日 時  令和元年11月15日(金)
2.場 所  本校物理実験室・生物実験室、研修会館3F

3.授業者
    ①Mr. ROBERT Peter         Mr. GULFAN Vlademir
     国名:マーシャル諸島
    


4.講義 理数科 1年次(①数学授業 40名)
  


     理数科2年次(②生物:環境学習40名)


5.交流会(研修館3F)

   鳴門教育大学理科研修員の方々に来ていただき、オールイングリッシュで理科及び数学の授業をしていただきました。2年生は環境学習についての実験・講義、1年生は数学についての講義内容でした。生徒たちは英単語リストを見ながら、テキストを読み、会話をよく聞いて内容を理解していきました。活動とコミュニケーションを多く取り入れていただいたので、後半になるほど活発に発言できるようになりました。
 7時間目は理数科2・1年次生との交流会を行いました。生徒によるビデオ映像を使った学校行事紹介の後、研修員の方々にマーシャル諸島とマリ共和国の紹介をしていただきました。その後、質問タイムをとり、楽しい交流会になりました。今回の行事により、何事にも深く学習し、英語を学習するモチベーションを更に上げてもらえたらと考えています。
 このような貴重な機会を作って下さった鳴門教育大学の先生方や研修員の方々に、この場をお借りして御礼を述べさせていただきます。


理数科行事 高大連携授業 徳島大学

理数科行事 高大連携授業(1・2年次合同)
「知的なモノを作る技術~知能ロボットから植物栽培まで~」

日 時 令和元年10月30日(水)
場 所 視聴覚教室
講 師 徳島大学 大学院理工学部研究部 電気電子系
    教 授  安野 卓 先生

演 題 「知的なモノを作る技術~知能ロボットから植物栽培まで~」 
 

安野教授は、研究事例を挙げながら、研究室の説明をわかりやすくしてくださいました。

 ①群移動ロボットの協調運送制御について
 ②地図データに基づく防除(運搬)ロボットの自律ナビゲーションについて
 ③簡略化ファジィ推論を用いた日射量予測に基づく潅水制御システムについて

①②③については実際のロボット動画や、学生と手作りした機器や施設、トマト栽培の様子などを見せていただき、生徒たちはとても興味を持ったようです。

 又、AIにつながる複素ニューラルネットワークが遺伝子配列を使って開発されていることも説明してくださいました。

 安野教授の講義は、高校での様々な分野の学習が大学での研究に役立つので頑張って欲しい、工学は科学と技術の架け橋になる重要な分野なので、ぜひ工学に進んで欲しいというお話で締められました。

 

理数科行事 高大連携授業 徳島文理大学

 

理数科行事 高大連携授業(1・2年次合同)
「薬と毒の不思議な関係」

日 時 令和元年10月9日(水)
場 所 本校視聴覚教室
講 師 徳島文理大学 薬学部
    教授 姫野 誠一郎 先生

演 題 「 薬と毒との不思議な関係 」
              
 

 姫野教授は「薬毒同源」、薬と毒の作用は紙一重であり、毒の研究は生物学の研究につながると、次の具体例からお話し下さいました。

・ふぐ毒のような神経毒が鎮痛薬に転用されている事例
・サリンによく似た毒がアルツハイマー認知症の症状の軽減に聞く事例
・ヒ素が漢方薬に混ぜられている事例や白血病の特効薬に使われている事例


 
 次に、バングラディシュ等のアジアのヒ素被害の実情等も映像を通じて、環境問題解決について学習するのも薬学部が適していると教えてくださいました。

 姫野教授は講義中、「薬剤師は薬という鋭いメスの上手な使い方と安全性を理解し、使いこなせるサイエンティスト(科学者)でなければいけない」と述べられました。そして、薬学は総合的な学問であり、学問はまずあらゆることに対して素朴に疑問を抱くことが大切であると締められました。


茶葉処理実習

茶葉処理実習

9月13日
放課後に,茶葉処理の実習を行いました。

①茶葉を摘み取る

 試料の茶木から茶葉を摘み取りました。実際には,葉軸や小枝も同時に摘み取るそうですが,今回は,葉を中心に摘み取りました。

②茶葉を煮込む

 茶葉が自然に発酵するのを抑制するための作業です。実際には「蒸す」ようですが,今回はお鍋で煮てみました。独特のにおいを,苦手と感じる人もいました。煮汁の色は,濃いお茶の色をしていました。

③茶葉をもむ

 茶葉を手もみします。表面が細かく泡立ってくる感じでした。

④茶葉を発酵させる

 茶葉の発酵は,実際には木樽に入れるのですが,鍋に敷き詰めて濾紙を置き,煮汁をひたひた程度に入れたあと,おもりをのせて加重しました。5日間~20日間で発酵の様子を調べたいと考えています。別に,自然乾燥させる茶葉も用意しました。

 初めての茶葉処理に,不安と期待の両方を感じています。「最初からうまくいくはずがない」という気持ちと,「次につながる良い結果が出てほしい」という両方の気持ちで見守っていきたいと思います。