SSH(スーパーサイエンスハイスクール)

令和5年度 富岡西高校SSH理数科生徒課題研究発表会

1.目 的  課題研究発表会を実施することで成果を公開普及するとともに、生徒の探究活動に対する意欲や

       プレゼンテーション能力などのスキルを高める。

2.会 場  徳島県立富岡西高等学校(徳島県阿南市富岡町小山18-3)

3.発表者  理数科3年次生

4.日 程  令和5年7月20日(木)

       13:20~13:25  開会式

       13:25~14:00  口頭発表Ⅰ

       14:00~14:10  休憩

       14:10~14:55  口頭発表Ⅱ

       14:55~15:00  閉会式  

 発表内容

 

 班  科目   テーマ                      
 1  物 理 紙の構造物の強度を高めるには
 2  物 理 蚊の触角の構造に迫る
 3  物 理 効率の良い換気方法について
 4  化 学 ペットボトルの形状と光の遮断効果
 5  化 学 洗濯のすすぎと水の量
 6  化 学 シリカゲルの表面積
 7  化 学 渋柿の糖度について
 8  生 物 ユコウ(柚香)を使った化粧水作り
 9  生 物 カビを防ぐ身近な食材の研究
 10  生 物 カビと塩分濃度の関係
 11  数 学 人狼ゲームの勝率から考える望ましい行動

 

 理数科3年次生がこれまで行ってきた課題研究について、スライドを用いた課題研究発表会を行いました。SSH運営指導委員や教育委員会の方々、理数科1・2年次生は、4教室に分散し、発表するグループが各教室を移動する方式で実施しました。開会式・閉会式はZoomを使用し4教室同時開催で行いました。各教室での司会進行を、理数科2年次生が担当しました。各発表後は、活発な質疑応答が行われました。今後は、アドバイスシートや、評価シートを参考に修正や追加実験等を行い、研究論文を仕上げていきます。

 

 

 

令和5年度 富岡西高校SSH理数科生徒課題研究発表会のご案内

次の通り、令和5年度富岡西高校SSH理数科生徒課題研究発表会を実施します。

 

1 日時 令和5年7月20日(木)

2 場所 徳島県立富岡西高等学校

3 日程 *詳細は実施要項で確認してください

     13:20~15:10

4 対象 近隣中学校教員・県内高等学校教員

5 申込 参加申込書に必要事項をご記入の上、Mailにてお申し込みください

 課題研究発表会要項.pdf   別紙参加申込書.docx

徳島大学新野キャンパス(徳島イノベーションセンター)高大連携講座 令和5年6月26日(月)

講義:「魅力ある微生物たち」
講師:徳島大学生物資源産業学部 食料科学コース 櫻谷 英治先生

 今回は、2年次生7名が櫻谷先生の講義を受講しました。微生物に関する研究内容を身近な例を示しながら紹介してくださいました。微生物の新たな機能の開拓について研究を進められており、発酵により生じる機能性化合物について説明してくださいました。
 例えば、モルティエレラはカビの一種ですが、体内で油(アラキドン酸)をつくる特殊な能力を持っており、その油は脳の働きに欠かせない栄養成分であることから、その有効活用の可能性に大きな期待が集まっているそうです。
 今回の講義を聞き、大学での研究内容について知ることができ、今後の進路選択に活かすことができる有意義な時間となりました。

SAアドバンス(2年次)ワークショップ「SDGs de 地方創生」

                        

SAアドバンス(2年次)ワークショップ:「SDGs de 地方創生」
 講師:「SDGs de 地方創生」公認ファシリテーター 渡邉 芳彦 氏
 
 SAアドバンス(2年次)の一環として、6月7日(水)と6月14日(水)に2年次普通科生徒が「SDGs de 地方創生」カードゲームを行いました。生徒たちは、楽しみながら持続可能な「まち」づくりに向けて主体的にゲームを楽しんでいました。

 活動を通じて、自分たちの「まち」の「地方創生」を「SDGs」の視点で捉えなおすことができ、持続可能な「まち」づくりのためには地域社会の課題を「自分ごととしてとらえる」こと、「対話や協働」が必要であることを、具体的に行動と結びつけて考えることができました。

今回学んだ観点を取り入れつつ,3学期のSA発表会に向けて今後の研究に取り組んでいきます。



 

徳島大学新野キャンパス(徳島イノベーションセンター)高大連携講座 令和5年6月12日(月)

 講義:「バイオ医薬品生産について」

 講師:徳島大学生物資源産業学部 応用生命コース 鬼塚正義先生

 今年度も、徳島大学生物資源産業学部による高大連携講座に参加しました。近隣の阿南光高等学校産業創造学科2年生の「総合実習」で実施されたものですが、講義形式限定で参加させていただきました。今回は、鬼塚先生による講義を受講しました。バイオ医薬品開発の現状や課題についての説明や、バイオ医薬品開発には、なぜバイオテクノロジーが必要であるのかを丁寧に講義していただきました。ワクチンのしくみや、種類について深く学ぶことができました。また、複雑な構造をしている抗体については、3D表示を用いて分かりやすく説明していただきました。今後の進路選択に生かせる有意義な経験でした。
生徒の感想:「大学の内容は少し難しかったですが、自分の体内で起こっていると思うとすごく不思議に感じることがたくさんありました。」