1年次SA・SS代表発表会
2024年3月27日 15時46分3月19日(火)SAとSSの代表者による発表会を実施しました。SAは11HRから14HRの各クラスの代表4グループ、SSは15HRから物理・化学・生物・数学分野の4グループが発表しました。
3月19日(火)SAとSSの代表者による発表会を実施しました。SAは11HRから14HRの各クラスの代表4グループ、SSは15HRから物理・化学・生物・数学分野の4グループが発表しました。
1年次生は、英語コミュニケーションⅠの授業で「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンについて学習しました。大学で生物学を専攻していたALTのイザベル先生が、1年次各クラスで、ホルモンや人間の体のしくみ、病気との関連などについて英語で授業をしてくれました。最後には学習したことの確認のクイズがあり、盛り上がりました。英語の教科書で学習したことを生物の視点でより深く学ぶ良い機会となりました。
2月23日(金)に実施された「徳島未来創造・アップデート・コンテスト2023」最終審査会において、
本校2年次生のグループが優秀賞に輝きました。
本大会は、徳島の未来を担う高校生を対象に、「未来に引き継げる徳島」の実現に向けた「徳島をより良くするためのアイデア」を自由に提案するものです。本校生徒のグループは「自動化社会の形成」というテーマで、スマート農業による、誰もが簡単に農業を始められる社会の形成について提案しました。120件の応募の中から一次審査を通過し、県内高等学校及び中等教育学校 6校10組による「最終審査会」に出場しました。
「最終審査会」では、徳島県知事をはじめとした5名の審査委員に対してプレゼンテーションをしました。SA(総合的な探究の時間)の中で取り組んできた研究内容が大舞台で披露でき、貴重な経験ができました。研究にご協力いただいた皆様方、ありがとうございました。
2月14日(水)1年次のSA模擬発表会を開催しました。各クラス内でグループに分かれて進めてきた課題研究の集大成となる内容を発表しました。オンラインでデータ&ストーリーの柏木吉基先生にも参観してもらい、コメントをいただきました。また、クラスメイトからはアドバイスシートをもらったり、各自で振り返りもしました。2年次での課題研究につなげたいと思います。
次の通り、令和5年度富岡西高校生徒課題研究発表会・公開授業を実施します。
1 日時 令和6年2月16日(金)
2 場所 徳島県立富岡西高等学校
3 日程 *詳細は実施要項で確認してください
13:15~15:40
4 対象 近隣中学校教員・県内高等学校教員
5 申込 参加申込書に必要事項をご記入の上、メールにてお申し込みください
12月19日(火)から12月23日(土)までSSH台湾研修(生徒32名、教員3名)を実施しました。初日と最終日は出入国や帰国による移動日のため、2日目から4日目までの報告です。
12月20日(水)は、国立新化高級中學での研修を行いました。午前中は姉妹校協定締結に関するセレモニーで、午後からは5限から8限の授業に参加しました。5・6限は、屋上に農場を導入する画期的なデザインの青果卸売市場研修をホームステイ先の生徒と一緒に行い、7・8限目は6班に分かれて、各クラスの授業に参加しました。放課後、1泊のホームステイを行いました。
12月21日(木)の朝、バディと一緒に登校後、国立新化高級中學を出発し、高雄科技大学でインテリジェントロボティックキャンプ研修を行いました。午前中は、プログラミングの講義を英語で受講し、午後からは、様々なコースを光センサーで読み取った情報を処理してロボットを自走させる競技会にチャレンジしました。シミュレーションして調整したプログラムを、ロボットにダウンロードし、タイムトライアルをしました。研修後、台南駅から台北駅まで新幹線で約2時間移動し、午後8時30頃ホテルに到着しました。
12月22日(金)は、午前中台湾師範大学において、AIを用いたデジタルコンテンツによる英語の授業や、VRゴーグルを使った最新の学びを体験しました。午後は、世界三大博物館の一つである故宮博物院で研修を行いました。「豚の角煮」と呼ばれる「肉形石」や、「白菜」と呼ばれる「翡玉白菜」は、台南の博物館で展示されるため見ることができませんでした。翡翠(ヒスイ)についての知識や、漢字の成り立ちについて実物を通じて学ぶことができました。
4泊5日の研修では、中国語講座や台湾の文化や歴史等の事前学習やオンライン交流で磨いた英語力を十分に発揮でき、異文化理解が十分にできました。この研修をきっかけに、海外留学を目指す決意を固めた生徒もでてきました。SSH台湾研修に関係していただいた方々にこの場を借りてお礼申し上げます。
12月19日(火)に、「データ&ストーリーLLC」の柏木吉基先生による「1年生向けプログラム『全体ストーリーに落とし込む』」のオンライン講義がありました。まずはじめに昨日の2年次生のSA発表会を振り返り、「研究としてよくできていたけれども惜しかった点」について、具体例を挙げて教えてくださいました。また資料に基づき、研究の大まかな流れと大事な6つのステップについて、お話しくださいました。生徒たちは研究グループに分かれ、現在の研究の進捗状況と、今後どのように変えてどう進展させればよいかについてまとめました。質問のあるグループは直接先生に尋ねたり、1クラス1グル-プずつ進捗状況を発表したりしました。2月14日の構想発表会に向けて、自分たちの研究を再確認する良い機会となりました。柏木先生大変お世話になりました。
12月12日(火)と12月18日(月)に、SDGsファシリテーターの渡邉芳彦先生による「カードゲームで『SDGs』の本質を体感しよう!!」の講義がありました。はじめにゲームについての説明を受けた後、グループごとに配付されたカードを確認して、プロジェクトを遂行していきました。自分たちの利益のみに注目すると経済は発展するものの、環境や社会には配慮できていないということがわかりました。前半戦を終えて理解を深めた後、後半戦では他グループと協同して、環境や社会を考えたプロジェクトが達成できるようになっていきました。渡邉先生は振り返りの中で「このゲームは現実世界」であることや、自らが主役となって世界を作り上げる責任を持つ大切さも教えてくださいました。今回の講義でよい学びができました。2週にわたり、渡邉先生には大変お世話になりました。
第1部「太陽系の作り方」
第2部「重力可変装置を利用した課題研究の進め方」
講師 大阪大学大学院 久好圭治 特任研究員
大阪大学との高大連携事業を2部制で実施しました。第1部(6限)は、1・2年次生を対象に実施しました。惑星科学分野の研究について講義していただきました。太陽系がどのように形成されたのかについて、最新の研究結果を交えてわかりやすく説明していただきました。太陽系の惑星の形成について今まで信じられてきた「京都モデル」の矛盾点について、観測事実に基づき丁寧に解説していただきました。太陽系や生命誕生の謎を解き明かすために、隕石や微惑星の岩石中にある鉱物のもつ情報が必要であることも知ることができました。また、小惑星「りゅうぐう」から見事にサンプルリターンを成功させた「はやぶさ2」の「サンプルホーン」の開発には、久好先生が関わられた科学部の研究手法が利用されているそうです。
第2部(放課後)は、自然科学部と理数科の希望者対象に実施しました。久好先生がこれまでに関わってこられた科学部での研究や学会での発表エピソード、「はやぶさ2」開発にコラボしたこと等について、お話ししていただきました。微小重力を利用した研究が、教室内で簡単に精度良く実験できることを知り、今後の研究のヒントをいただきました。
久好先生は、午前中は大阪大学大学院の特任研究員であり、午後は高等学校の定時制で物理教師としての生活を20年以上続けられていました。先生の定時制での科学部の研究活動は、多くの方々と化学反応を起こし、さまざまなメディアにも取り上げられ、その活動が「書籍」(※)になっています。
(※)本校図書館にあります。是非読んでみてください。
「宙(そら)わたる教室」著者:伊与原 新、文藝春秋 「13歳からのサイエンス」著者:緑 慎也、ポプラ社
独立行政法人国立徳島病院ロボットリハビリテーションセンターを訪問しました。
普通科と理数科の2年次生13名が参加しました。まず、髙田先生によるロボットリハビリ技術の説明を聞きました。その後、最先端技術を駆使して製作されたCYBERDYNE社製の「HAL」(自動アシスト装着型ロボットスーツ)を装着させていただき、さまざまなモードで実際に歩いてみました。装置は、30[kg]もありましたが、重さを感じることなく、重心の移動がスムーズに行えるようなアシストを実感することができました。装着した人が、動きたい方向に動くことができるシステムについて説明を受けました。医学と理工学の融合による開発への興味関心が高まりました。短時間ですが、参加者全員が貴重な体験をすることができました。将来、このような分野で活躍ができるよう学び続けていきたいと思います。
徳島大学理工学部の先生方と城南高校が主催となり、今回の研修会が実施されました。理数科1年次生と城北高校や海部高校も参加しました。三好先生がファシリテーターとなり、研修が進められていきました。
KJ法によるグループワークを行い、課題研究のテーマを決める過程を学びました。まず、模造紙いっぱいに、自由奔放な研究テーマを書いた付箋を貼り、グループ討論により、意味のあるまとまりごとにメモをカテゴライズし、全員一致で架空のテーマを設定しました。そのテーマの何について解明していくのかをKJ法により集約し、最終的に現時点で一番解明したい現象や手法を決定し、研究の方向性について最終発表しました。
本校生徒だけでなく、他校生のテーマ設定についてのストーリーも共有することができ、協働や共創の場となりました。次回は2月に、今回の手法をもとにSSの時間を使って本テーマを決定し、発表を行う予定です。
演題「あなたを守る免疫の仕組み」
講師 徳島文理大学薬学部 深田俊幸教授
理数科1年次生が、深田先生による講義を聴講しました。まず、免疫についての仕組みをわかりやすく丁寧に説明していただきました。次に、新興感染症の基礎知識と、エイズの特効薬に関わられた日本人医師についてのお話を聞きました。エイズは不治の病ではないことを初めて知りました。薬学に関する知見を広げることができ、医療人としての倫理観や使命感について深く考えることができました。
11月18日(土)、徳島県立総合教育センターにて「科学の甲子園」徳島県大会が実施され、本校から4チームが参加しました。
今年度より、筆記競技に加え、実技競技が実施されました。午前中は、物理、化学、生物、地学、数学、情報分野の筆記競技にチャレンジし、午後は、「理想の着地を目指して!」と題して、ハガキサイズの用紙を加工して落下体(30cm四方に収まる形状のマーカーとシューターの2体)を作成し、マーカーとシューターを連続で自由落下させ、2番目に投下するシューターがマーカーの近くに着地させる技術と、地面に到達するまでの落下時間(滞空時間)を長くする技術を競いました。試行錯誤を繰り返し作成した4チームの落下体は、ほぼ思い通りの結果で大きなミスはありませんでした。
全競技終了後、講演(講評)があり、鳴門教育大学の寺島幸生准教授による「甲子園 出るにも勝つにも 何が要る?」を聴講しました。短時間でしたが、植物や生物のフォルムをヒントにすることや、他のチームが作成した形状からヒントをもらうことで効率よく理想の落下体の作成につながることを学びました。全国大会出場は今年も果たすことができませんでしたが、来年こそは優勝を目指します!
10月22日(日)大阪大学大学院工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻倉敷研究室主催の「阿南市防災ワークショップ」が開催されました。防災ワークショップ、進路・研究相談会、大学研究紹介など充実したプログラムでした。
~生徒の感想より~
・今まで自分達が生き残ることだけを考えていたけれど、40年後の社会でどう行動するかを話し合うと「未来の人たちが1人でも多く生き残るには」という視点で考えることができてとてもいい機会になりました。今日学んだことをみんなに伝えていきたいと思いました。
・大学生のリアルな声を聞いて、目指す方向がより明確になりました。
10月11日(水)と25日(水)にトップリーダーセミナーを開催し、15分野19名の専門家の方々から貴重なお話を聞くことができました。セミナーで学んだことを課題研究や進路決定に活かしたいと思います。
スーパーサイエンスハイスクールの指定を受けている富岡西高等学校では、このような機会を多く持つことで、生徒の皆さんの夢や目標の明確化とその実現に向けキャリア教育の充実に努めています。
国立病院機構徳島 病院 髙田 信二郎 様 |
大塚製薬株式会社 徳島ワジキ工場 高須賀 義雄 様 |
株式会社あわえ 吉田 基晴 様 |
徳島県環境アドバイザー 佐藤 由美 様 |
(株)スペックRISE&WIN 池添 翔太 様 池添 亜希 様 |
徳島大学大学院医歯薬学研究部地域看護学分野 岡久 玲子 様 |
阿波銀行 営業推進部地方創生推進室 片山 哲也 様 |
徳島医療福祉専門学校 坂東 仁志 様 村上 和広 様 |
In Between Blues 永原 レキ 様 |
徳島県政策創造部地方創生局とくしまぐらし応援課 清水 一斗 様 井上 あゆみ 様 |
鳴門教育大学大学院高度学校教育実践専攻 川上 綾子 様 |
徳島県国際交流協会 野水 祥子 様 |
株式会社atelierR 賀川 詔子 様 |
阿南市建設部公共建築課 八木 秀幸 様 阿南市教育委員会教育部教育総務課 芝山 将太 様 |
株式会社がんばろう徳島 若松 直樹 様 |