SSH令和7年度の取組

SA 1年次 ミニ探究活動選抜発表会

2026年3月25日 17時34分

3月17日(火)ミニ探究活動選抜発表会が行われました。5チームの代表グループと、台湾研修参加者チームが、11HR~14HR全員の前で、それぞれの探究活動や研修活動をを発表しました。質疑応答も行われ、来年度の探究活動へ続く良い契機となりました。チーム内発表入賞.pdf

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日本金属学会2026年春期(第178回)講演大会 高校生・高専生ポスター発表 令和8年3月11日(金)、3月18日(水)

2026年3月23日 17時00分

会場:千葉工業大学 新習志野キャンパス

会期:2026年3月11日(水)~13日(金)

高校生・高専生ポスター発表:2026年3月18日(水・オンライン)

受賞結果発表(3月23日)

祝 日本金属学会会長賞受賞

発表テーマ

3月11日:「衛星用太陽電池の波長変換材料の開発」

3月18日:「重力可変装置の改良と毛細管現象解析」

 3月11日、千葉工業大学新習志野キャンパスにおいて、「日本金属学会2026年春期(第178回)講演大会 高校生ポスター発表」が開催され、本校生徒が参加しました。また、3月18日には、自然科学部重力可変研究班が「重力可変装置の改良と毛細管現象解析」についてオンライン発表を行いました。この研究は、大阪の定時制高校科学部との共同研究です。

 3月23日に審査結果が発表され、3月11日に発表した「衛星用太陽電池の波長変換材料の開発」が、最高賞である日本金属学会会長賞を受賞しました。おめでとうございます。これまで地道に研究を継続してきた努力が実を結んだ結果です。

 この研究では、現在の太陽電池では十分に利用できていない紫外線を蛍光物質によって可視光に変換し、発電量の向上を目指しました。「太陽電池に紫外線を可視光へ変換する蛍光物質を塗布することで、未処理の場合よりも発電量が向上する」という仮説を立て、スペースバルーンを用いた実証実験を実施しました。成層圏に豊富に降り注ぐ紫外線と太陽光を利用し、開発した蛍光物質を塗布した太陽電池の発電効率を検証した結果、新たに製作した蛍光物質入りガラスによって発電効率の向上が確認され、その成果を発表しました。

 当日は、大学生や大学院生をはじめ、多くの研究者や来場者が参加していました。生徒たちは大学教員や研究者からの質問に対して長時間にわたり丁寧に応答し、研究内容を分かりやすく説明していました。この経験は、生徒たちにとって大きな自信となり、今後の研究活動へのさらなる意欲につながるものとなりました。

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令和7年度 徳島県SSH生徒研究発表会で本校生徒が活躍しました

2026年3月22日 18時12分

令和8年3月22日(日)、総合教育センターにおいて「令和7年度 徳島県SSH生徒研究発表会」が開催されました。

本校からは化学・生物・物理の各分野で口頭発表およびポスター発表に参加し、日頃の研究成果を発表しました。

口頭発表

 「宇宙・成層圏環境における蛍光物質を用いた紫外線発電について」

 ▶ 最優秀賞

ポスター発表

植物で作るECOカイロ

アルギン酸ナトリウムからバイオプラスチックの作成

コーヒー抽出液に含まれるカフェインを利用した天然除草剤の開発

クスノキのダニ室内のフシダニの個体数について

音響刺激がプラナリアの再生速度に及ぼす影響 〜リラックス効果を含む楽曲と1/fゆらぎの比較〜

テニスボールの跳ねと表面の砂の関係

辰砂の無重力下における反磁性による動きと分離

微小重力環境における毛細管現象

低重力環境下における毛細管現象の解析 〜重力可変装置と上昇カプセル保持機構の改良〜

  ▶ 奨励賞

迷路の攻略法と難易度について

  ▶ 最優秀賞

本校からは、最優秀賞2件、奨励賞1件の計3件を受賞しました。

発表した生徒たちは、日頃の探究活動で得られた成果を堂々と発表し、高い評価を受けました。

今後も本校ではSSH事業を通して、科学的探究力や課題解決能力の育成に取り組んでまいります。

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令和7年度 バッテリー教育プログラム:工場見学編(PPES松茂工場) 令和8年3月19日(木)

2026年3月19日 18時00分

プライムプラネットエナジー&ソリューションズ(PPES)徳島工場を見学

 令和8年3月19日(木)、理数科1年次生24名が、SSH事業「バッテリー教育プログラム」の一環として、プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社(PPES)徳島工場を訪問し、リチウムイオン電池の製造現場を見学しました。

 今回の見学は、これまでの実験・実習で学んできたリチウムイオン電池の基礎知識を実際の産業現場と結び付け、最先端の製造技術や品質管理、安全管理について理解を深めるとともに、将来の進路について考える機会とすることを目的として実施しました。

 PPESは、ハイブリッド自動車(HEV)用リチウムイオン電池の世界的メーカーであり、世界シェアの約3割を占める最先端企業です。当日は、電極板の組み立てから電解液の注液、真空乾燥、活性化(エージング)、各種検査、モジュール組立、最終検査まで、一連の製造工程を見学しました。

 生徒たちは特に、電解液を2回に分けて注入する工程や、注液前後の重量測定による品質確認に強い関心を示していました。また、ヘリウムガスを用いた微細な漏れ検査や100℃を超える高温乾燥工程など、高い品質と安全性を支える技術について学ぶことができました。

 見学を通して、生徒たちは「人の命に関わる製品だからこそ、安全に妥協しない」というものづくりの姿勢を強く感じ取っていました。工場では多くの工程が自動化されている一方で、最終的には人の目による確認が徹底されており、機械と人間がそれぞれの役割を担いながら高品質な製品づくりを支えていることを理解しました。

 また、電池の膨張や破裂を防ぐための安全弁の設計や、品質保証のために時間をかけて行われる活性化(エージング)工程についても学び、安全性を第一に考えた製品開発への理解を深めました。

 さらに、生徒たちは製造工程だけでなく、働く人への配慮にも注目していました。厳格な入退室管理や指差し確認の徹底、充実した休憩環境など、安全で働きやすい職場づくりへの工夫に感心する様子が見られました。

 見学後には、

「科学技術は常に進化しているので、学び続けることが大切だと感じた。」

「リチウムイオン電池のように、社会に大きく貢献できる研究や仕事に興味を持った。」

「実際の現場を見ることで、ものづくりの仕事について具体的に考えることができた。」

「将来の進路の選択肢として、電池やエネルギー関連の分野を考えてみたい。」

 といった感想が寄せられました。

 また、見学後には「全固体電池はどこまで性能を向上できるのか」「製造工程で発生した廃棄物はどのように処理されるのか」など、新たな疑問や探究課題を持つ生徒も多く見られました。

 今回の工場見学は、学校で学んだ知識が実際の産業界でどのように活用されているのかを体感し、生徒たちの科学的探究心や進路意識を大きく高める貴重な機会となりました。今後は、この見学で得た気付きや疑問をSSH課題研究や理数科での学習につなげ、さらに学びを深めていきます。

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第22回日本物理学会Jr.セッション(2026)に参加しました! 令和8年3月14日(土)

2026年3月14日 19時22分

 令和8年3月14日(土)、オンラインで開催された第22回日本物理学会Jr.セッション(2026)に参加しました。

 日本物理学会Jr.セッションは、中学生・高校生・高等専門学校生が日頃の研究成果を発表し、研究者や他校の生徒との議論・交流を通して研究を深めることを目的とした発表会です。

 今回は、大阪府立今宮工科高等学校定時制課程科学部、大阪府立春日丘高等学校定時制課程科学部、大阪府立槻の木高等学校理学部との4校合同研究として参加するとともに、本校単独でも研究発表を行いました。

発表テーマ

「重力可変装置を用いて砂に染み込む水と重力の関係を探る」

「紫外線発電の実用化を目指して ~宇宙・成層圏環境で使用する太陽電池の波長変換材料の開発~」

 合同研究では、事前にオンラインミーティングを重ねながら研究を進め、発表準備を行いました。また、本校単独でも個人研究の成果を発表しました。

 当日は、それぞれの研究担当者が研究成果を発表し、その後の質疑応答では実験方法や研究内容について説明を行いました。研究者の方々から貴重な助言をいただくとともに、他校の生徒との交流を通して研究への理解をさらに深めることができました。

 その結果、合同研究が奨励賞を受賞しました。

 今後も研究活動をさらに発展させ、より質の高い研究成果を目指して取り組んでいきます。

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令和7年度 第2回徳島県SSH高等学校課題研究及び科学部研修会 令和7年2月7日(土)

2026年2月7日 19時15分

 令和7年2月7日(土)午後、徳島大学総合科学部3号館にて「第2回 徳島県SSH高等学校課題研究及び科学部研修会」が開催されました。

 本研修会は、検討・決定した課題研究のテーマや検証方法についてポスターセッション形式で発表し、専門家や他校生との対話を通して研究をさらに深化させることを目的としています。当日は城南高校・海部高校・本校の3校(計24グループ)が参加し、本校からは10グループが発表を行いました。

 ポスター発表(発表4分・質疑9分)では、大学教員や高校教員から専門的な助言をいただくとともに、学校の枠を越えて生徒同士で質問をぶつけ合うなど、活発な議論が繰り広げられました。

 特筆すべきは、全体プログラム終了後の生徒たちの姿勢です。多くのグループが、自分たちの発表を担当してくださった大学教員や高校教員の元へ自ら足を運び、個別に熱心に質問や相談を重ねていました。

 課題研究を進めていく上で、このように「自らアドバイスを求めて探究を深めようとする主体的な姿勢」こそが何より大切です。本校生徒の中にこうした姿勢が少しずつ、しかし着実に育ちつつあることを実感した一日となりました。この素晴らしい探究スピリットを、ぜひ次の後輩たちへも引き継いでいってほしいと願っています。

 今回の研修で得た新たな視点やアドバイスをもとに、各グループは実験計画の再検討や新たな検証へと歩みを進めます。今後も大学や他校との連携を力に変え、課題研究をより質の高いものへと高めていきます。

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SA 1年次 SDGsワークショップ

2026年1月30日 19時19分

1月18日 「SDGs de 地方創生」公認ファシリテーター 渡邉芳彦氏をお迎えして,SDGsワークショップを開催しました。多角的な視点から私たちを取り巻く社会を見つめなおすことで、よりよい未来へつなげるための気づきがたくさんありました。

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SA 1年次 ストロータワー

2026年1月30日 18時36分

10月22日 探究とはどのような活動かを知るために,ストロータワーに挑戦しました。『仮定→実験→考察→実験2→考察』この過程で失敗の中から問題点を見つけ出し、改良を加えまた挑戦する、探究活動と単なる調べ学習の違いを体験することができました。

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令和7年度 バッテリー教育プログラム:工場見学編(日亜化学工業株式会社 辰巳工場) 令和8年1月29日(木)

2026年1月29日 18時30分

日亜化学工業株式会社 辰巳工場を訪問

 令和8年1月29日(木)、理数科1年5組30名と引率教員2名の計32名が、バッテリー教育プログラムの一環として、日亜化学工業株式会社 辰巳工場を見学しました。

 今回の見学では、リチウムイオンバッテリーに欠かせない正極材料の生産ラインを見学するとともに、本校理数科卒業生でもある技術者の方々との交流を行いました。

 当日は2グループに分かれ、ヘルメットを着用して工場内を見学しました。生徒たちは、原料加工から製品出荷までの一連の工程を実際に見学し、製造現場における最先端の技術や安全管理について学びました。

 生産施設では、作業工程ごとに大型装置が配置され、原料投入後は自動化・遠隔操作により効率よく生産が進められていました。また、安全を最優先に考えた通路設計や整理整頓の行き届いた工場環境にも、生徒たちは大きな関心を寄せていました。

 技術者との交流では、正極材料の種類や用途、エネルギー密度向上に向けた研究開発について説明していただきました。実際の製造工程で生成された試料も見せていただき、工程が進むにつれて粒子の大きさや質感が変化していく様子を学ぶことができました。

 さらに、本校卒業生である技術者の方から、高校時代の学習や研究活動についてお話をうかがいました。「苦手科目を克服することの大切さ」や「課題研究への取り組み方」など、後輩たちへの温かいアドバイスをいただき、生徒たちにとって大きな刺激となりました。

 見学後の感想では、

「想像以上に多くの工程と高度な科学技術によって支えられていることが分かった。」

「今まで見たことがないような大規模な工場で驚いた。」

「リチウムイオン電池についてさらに学びたいと思った。」

「苦手科目をしっかり勉強し、自分の力を伸ばしていきたい。」

「何度も実験を繰り返し、新しいことに挑戦する姿勢が大切だと学んだ。」

 といった声が聞かれました。

 また、生徒たちは昨年8月に産業技術総合研究所関西センターでリチウムイオンバッテリーパックの製作実習を経験しており、今回の工場見学では、その際に学んだ内容と実際の生産現場を結び付けながら理解を深めることができました。

 今回の見学を通して、生徒たちは材料科学やエネルギー技術への関心を高めるとともに、研究開発やものづくりの現場で働く人々の姿に触れ、将来の進路について考える貴重な機会となりました。本校では今後も、地域の先端産業や研究機関と連携した体験的な学びを通して、生徒の科学的探究心を育んでいきます。

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令和7年度 日本学生科学賞徳島県審査 表彰式 令和7年12月24日(水)

2025年12月24日 17時34分

 令和7年12月24日(水)、徳島県教育会館において、第69回日本学生科学賞徳島県審査の表彰式が開催されました。

 本校からは、物理3班、化学4班、 生物2班、地学1班、数学・情報1班の計11班が出品し、そのうち1班が受賞しました。

 出品した研究は、生徒たちが1年次3学期から継続して取り組んできた課題研究の集大成です。表彰の有無にかかわらず、生徒たちは設定した課題に対して試行錯誤を重ねながら、自ら考え、主体的に探究活動に取り組んできました。この経験は、生徒一人一人にとって大きな財産となるものです。

 今回、本校の研究が高く評価され、次の賞を受賞しました。

教育長賞・最優秀賞

「紫外線発電技術の確立を目指して ~宇宙・成層圏環境における蛍光物質を利用した次世代太陽電池の開発~」

受賞した生徒の皆さん、おめでとうございます。

今後も本校ではSSH事業を中心に、科学的探究活動のさらなる充実を図り、生徒の研究活動を支援してまいります。

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令和7年度 ロボットリハビリセンター体験実習(とくしま医療センター西病院) 令和7年12月23日(火)

2025年12月23日 19時50分

 独立行政法人国立病院機構とくしま医療センター西病院において開催された「ロボットリハビリセンター体験実習」に、本校生徒18名が参加しました。

 当日は、まず髙田信二郎先生からロボットリハビリテーションに関する講義を受けました。なぜロボットリハビリが必要なのか、寝たきりによる身体機能の低下を防ぎ、自分の力で歩くことを支援することの重要性について説明していただきました。

 続いて、CYBERDYNE社が開発した装着型サイボーグ「HAL®(Hybrid Assistive Limb®)」の体験実習を行いました。HALは、人が体を動かそうとするときに発生する微弱な生体電位信号を読み取り、装着者の意思に合わせて動作をアシストする世界初の装着型サイボーグです。生徒たちは実際に装着し、歩行支援を体験しました。人間の動きを読み取りながら自然に歩行を補助する仕組みに触れ、最先端の医療技術への理解を深めることができました。

 また、心肺蘇生法の実習も実施され、胸骨圧迫や人工呼吸などの救急救命法について学びました。実際に体験することで、救命活動に必要な知識と技術の重要性を実感する機会となりました。

 参加した生徒からは、「脳からの電気信号を読み取ってロボットが動く仕組みに驚いた」「ロボット技術によって多くの人の生活がより良くなると感じた」「将来は高齢者や障がい者を支える機械の開発に携わりたい」などの感想が寄せられました。また、医療分野における科学技術の発展と、人間にしかできない役割について考える貴重な機会となりました。

 今回の研修を通して、生徒たちは医学と工学が融合した最先端のリハビリテーション技術に触れ、医療や福祉、科学技術への理解と関心をさらに深めることができました。

 髙田信二郎先生をはじめ、とくしま医療センター西病院ロボットリハビリセンターの皆様には、お忙しい中ご指導いただきました。心より感謝申し上げます。

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SSH台湾研修

2025年12月22日 16時12分

令和7年12月15日(月)~12月19日(金) 1年次14名2年次1名・教員3名

昨年度に引きつづき、台南・高雄地域を中心にSSH台湾研修を実施した。

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初日は、関西国際空港から高雄空港へ到着後、バスで國立高雄師範大学へ移動した。関西空港を離陸してから水平飛行に至るまでの間、自然放射線の計測を行い、雲の中を通過すると放射線量が低下し、雲の上を飛行すると放射線量が上昇するという変化を記録することができた。

高雄師範大学では、同大学が開発している教育教材の紹介を受けた。その教材は、さまざまな実験に対応できるよう、センサーを自由にプログラミングして測定できるものであった。課題研究では実験装置を自作することも多いため、非常に興味深い教材であった。

次に、高雄師範大学構内にある泥火山の噴火口について研修した。地層にたまった泥が水とともに吹き出して水たまりを形成しており、中央付近では水底からメタンガスが吹き出してポコポコと音を立てていた。水温はマグマ噴火とは異なり、低温であるという説明を受けた。

その後、周辺の自然放射線量を放射線測定器で計測し、記録していった。

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~生徒の感想より~

・雲の中と上空で放射線量が変化する様子を実測できて興味深かった。

・センサーを自由にプログラミングできる教材が新鮮で、研究への応用を考えた。

・3Dプリンターや自作装置が多く、大学の研究環境に驚いた。

・泥火山噴火口の低温の泥とガスの湧き上がりが予想外で印象的だった。

・土壌の性質や噴火口の深さなど、説明から新たな疑問が生まれた。

1216日(火)

研修2日目は、昨年度姉妹校となった國立新化高級中學との交流を行いました。午前中は歓迎セレモニーが行われ、午後から科学的交流として、『重力加速度と緯度の関係』について富岡西高校で測定していた重力加速度の値と、台南地域での測定値が異なることを検証するため、振り子の周期を測定して重力加速度を算出する実験や、昨年度測定した場所や、様々な場所での自然放射線の計測を行い、放射線の高い場所や低い場所について環境の違いを元に考察した。放課後は、研修に参加した全生徒がホームステイ先を訪問し、1泊させていただいた。

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~生徒の感想より~

・日本(徳島)と台湾(台南)で同じ振り子実験を行い、重力加速度の違いを比較できたことが興味深かった。

・振り子を水平に保って測定することが難しく、実験操作の重要さを再認識した。

・台湾の高校生とは言語が異なるものの、共通の実験作業を通して意思疎通ができたのが面白かった。

・緯度で重力が変わると聞き、経度でも違いが出るのか疑問が生まれた。

・図書館など、自然放射線量が場所によって大きく異なる理由に興味を持った。

・放射線量が室内の方が高い場合があることが意外で、環境との関係をもっと知りたいと感じた。

・振り子実験に積極的に参加できなかったことを悔やむ声もあり、交流授業の機会を大切にしたいと思った。

・ホームステイでは台湾の家庭に触れる貴重な経験となり、交流の幅が広がったと感じた。

12月17日(水)

  午前中は、新化高級中学の授業体験を行った。中でもボーイスカウトの授業では、段ボール箱を用いて簡易かまどを作成し、バーベキューを行った。昼食後、ホームステイ先でお世話になったバディと一緒に、「烏山頭ダム」で研修を行いました。事前に何度も足を運び、ダムに関する説明及び、ダム建設を担当した八田與一技師に関する説明をフリップを用いたり、クイズ形式にして楽しく学ぶことができた。台湾の人々は、八田與一氏の功績をありがたいと思っている。最後に、旧放水口での研修を行い、ダム周辺に設置されている発電所や、治水量調節システムについての研修を行った。また、施設においては、我々のために特別に放水をしていただいた。このダムは、専門的には、「八田式セミ・ハイドロリックフィル工法によるダム」であるが、通称「八田ダム」として世に知られている。この工法のダムは、アジアでは、ここだけである。

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また、自然放射線計測も同時に行った。水は、放射線を遮蔽する性質があるため、ダム近くでは放射線量が低くなる傾向についても確認した。

次の研修場所については、國立臺湾史前文化博物館南科考古館で、学芸員の方による解説をしていただき研修した。この博物館は、徳島県立鳥居龍蔵記念博物館と共同研究を行っており、現在、鳥居龍蔵博士が台湾調査で記録したフィールドノートの解読したデータを中国語翻訳することを行っているそうである。展示物や、館内、館外の自然放射線量についても計測した。展示物の中には通常の数十倍の値を示すものもあり、その理由について考察した。博物館における展示物の保管方法については、事前学習で、温度と湿度の管理が重要であることを学んでいたため、実際に計測を行い、カビの発生を抑えていることを確認した。このように、今回の研修では、ただ鑑賞するだけではなく、保存科学についても計測を通して学ぶことができた。

~生徒の感想より~

・八田與一によるダム建設の歴史を知り、当時の台湾でどう資金を調達したのか興味がわいた。

・烏山頭ダム周辺で、水により放射線量が低下することが確認できたのが印象的だった。

・亡くなった乳幼児を壺に埋葬するなど、台湾の独自の埋葬文化に驚いた。

・展示されていた土器が時代によって特徴が違い、日本の縄文・弥生土器との違いが興味深かった。

・動物の骨で作られた道具が多く、なぜ木材ではなく骨を使ったのか疑問が生まれた。

・考古学は初めて触れる分野だったが、学芸員の直接の解説が理解を深め、文化や歴史への興味が広がった。

・展示物の中には放射線量が高いものもあり、地質・素材によって値が変わることを体験的に学べた。

・保管庫の温湿度管理を実際に計測し、保存科学の大切さを実感した。

・台湾の昔の生活や文化の名称が多く登場し、異文化理解の楽しさを感じた。

・動物の骨が展示されていた場所によって違いがあることに気づき、生活環境との関係に興味を持った。

1218日(木)

この日は、午前中に台南大学の卓先生から、台南地域の植物相や生態系、水産業における養殖技術について英語による講義を受けました。質疑応答もすべて英語を用いて行った。国際的なコミュニケーション能力の向上を図った。また、黄銘誌先生からは、ダイオウグソクムシ研究中に新種(エノスイグソクムシ)を発見した経緯や、DNA分析を取り入れた新種判定についても学びました。さらに、ダイオウグソクムシの標本も見せていただき、実物に触れる貴重な機会を与えてくださった。

午後は、臺南左鎮化石園區を訪問し、台湾で発掘された古生物の化石を通して、当時の地球環境や生命の歴史について深く考察した。台湾で発見された動物化石とその特徴について研修した。台湾で最も完璧なサイの化石「早坂サイ」を鑑賞し、哺乳類化石の研究が盛んに行われていることを学んだ。

また、終日、自然放射線計測も同時に行い、フィールドノートに記録した。

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~生徒の感想より~

・ダイオウグソクムシやエノスイグソクムシについて詳しく学び、深海生物への興味が強くなった。

・実物のダイオウグソクムシは想像より大きく、最初は気持ち悪さを感じたが、深海で生きるための工夫に気づき、だんだん可愛らしく見えてきた。

・新種発見に関わった教授から直接講義を受けたことが貴重で、深海生物研究の奥深さを実感した。

・深海生物が巨大化する理由に関する複数の理論・仮説が特に印象に残った。

・卓先生の講義で紹介された建物の話が興味深く、台湾の街並みを地域創生の観点から見られるようになった。

・化石園区や台南の文化紹介を通して、台湾の歴史・伝統行事への理解が深まり、特に花火祭りに強い印象を受けた。

・台湾の文化を現地の人から直接学べたことが貴重な経験となり、再訪したいという気持ちが芽生えた。

12月19日(金)

最終日は、午前中「田寮月世界地景公園」で研修を行った。褶曲の背斜部分に貯まった泥が地表に噴出し、浸食作用により生成された地形である。初日に観察した泥火山噴火口との関連性を明確にし、地形形成のプロセスと時間軸を考察した。この特異な地形が、他の地域には見られない荒涼とした美しさを生み出しており、まるで月面を思わせることから「月世界」という名前がついたそうだ。月世界では、自然界の微量の放射線量を測るという実験もした。

昼食後、飛行機の待ち時間を有効活用し、これまでの研修内容を引率教員と振り返り、フィールドノートの整理及びデジタルデータ入力等を行った。最後に、高雄空港から関西国際空港への帰国中に、初日同様、自然放射線量の計測を高雄空港離陸時から水平飛行までの時間記録を行った。初日同様、飛行機が雲の中を通過中は、放射線量が低下することを確認した。このように、5日間放射線量について計測を全員が行い、デジタルデータとして、Formsに入力し、共有した。帰国後の事後研修として解析を行う予定である。

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~生徒の感想より~

・月世界の砂がとてもさらさらで柔らかく、世界でも珍しい地形を実際に見られたことに驚いた。

・景観がまるでCGのように感じられ、他では見られない独特の美しさに圧倒された。

・阿波の土柱と似た侵食地形が見られ、そこに暮らす動物の生態系にも興味が湧いた。

・泥火山が大規模に形成されていることを知り、初日に観察した現象とのつながりを実感できた。

・曇天のおかげで月世界の放射線を観測でき、360度広がる非現実的な景色にワクワクした。

・台湾研修がなければ訪れることのなかった場所であり、貴重な体験になったと感じた。

日本金属学会・日本鉄鋼協会中国四国支部主催~高校生ポスターセッション~に参加しました。 令和7年12月20日(土)

2025年12月20日 18時15分

 令和7年12月20日(土)、徳島大学で開催された日本金属学会・日本鉄鋼協会中国四国支部第58回「若手フォーラム」において、本校自然科学部が高校生ポスターセッションに参加しました。

発表テーマ

「低重力環境下における毛細管現象の解析 ~重力可変装置と上昇カプセル保持機構の改良~」

「紫外線発電の実用化を目指して ~蛍光体を利用した宇宙・成層圏環境で使用する次世代太陽電池の開発~」

 当日は、研究内容や実験結果についてポスターを用いて発表し、大学や企業等で研究に携わる専門家の方々との活発な意見交換を行いました。

 発表を通して、研究の進め方やデータの分析方法、今後の課題について多くの助言をいただき、生徒たちにとって大変貴重な学びの機会となりました。また、他校の生徒や引率の先生方との交流を通して、自らの研究を客観的に見つめ直すとともに、新たな視点や発想を得ることができました。

 発表に向けた準備は決して容易ではありませんでしたが、研究をまとめて発信する過程で多くの知識や経験を積むことができました。今回いただいたご指導やご助言を今後の研究活動に生かし、さらに探究を深めていきたいと考えています。

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【ロボットアイデア甲子園 全国大会】全国28名の精鋭から決勝進出!見事「優秀賞」を受賞!

2025年12月20日 18時05分

 令和7年12月20日(土)、東京都港区にて「ロボットアイデア甲子園 全国大会」が開催され、本校生徒が四国地区代表として出場しました。

 全国各地の狭き門を勝ち抜いた28名の精鋭が集う今大会。まずはポスターを使用した「80秒間ショートプレゼンテーション」による厳正な審査が行われました。わずか80秒という限られた時間の中で、アイデアの核心と魅力を過不足なく伝える難関を見事突破し、選ばれし者のみが立てる「決勝ステージ」への進出を果たしました!

 大勢の観客や審査員が見守る決勝ステージでは、スライドを用いた本格的なプレゼンテーションを披露。これまで重ねてきた試行錯誤と練習の成果をすべて注ぎ込み、自らのアイデアと熱量を寸分なく表現した「完璧な発表」を披露してくれました。

 審査員からもその高い問題意識と実現可能性が評価され、見事「優秀賞」を受賞いたしました!

 昨年度の悔しさをバネに四国大会最優秀賞を勝ち取り、さらに全国の舞台でも28名の中からファイナリストとして堂々たる発表をやり切り、優秀賞を手にした経験は、本人にとってかけがえのない自信となり、校内の探究活動全体にとっても大きな勇気となりました。

 これまで温かく応援し、支えてくださった保護者の皆さま、地域の皆さま、そしてご指導いただいた関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。全国の舞台で証明した富岡西高校の探究スピリットを力に、これからもさらなる高みを目指して挑戦を続けてまいります!

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第45回近畿高等学校総合文化祭 自然科学部門で最優秀賞を受賞しました!

2025年11月23日 17時00分

令和7年11月22日(土)・23日(日)の2日間、米子市淀江文化センター(さなめホール)で開催された 「第45回近畿高等学校総合文化祭 自然科学部門」 に、本校自然科学部が参加し、口頭発表を行いました。

研究テーマ

『低重力環境下における毛細管現象の解析 ~重力可変装置と上昇カプセル保持機構の改良~』

今回の発表は、初めての物理分野への挑戦でした。発表前日まで先生方のご指導を受けながら、質問対応の準備や原稿の最終チェックを行い、万全の体制で大会に臨みました。

大会の流れと活動内容

【1日目】記念講演会

鳥取大学医学部生命科学科 特任教授 竹内 隆先生による

「生命の形作りの不思議:イモリの再生現象から学ぶ生命の原理」

講義形式で行われ、グループワークを交えながら楽しく学習しました。サイエンスの手法を体験的に学び、探究活動のヒントとなる内容で、今後の研究にも生かせる貴重な機会でした。

【1日目午後】口頭発表

聴衆に研究成果を丁寧に説明し、質疑応答にも落ち着いて対応。制限時間内に発表を終え、しっかりとアピールすることができました。

【2日目午前】ポスターセッション

他校の研究の質の高さに大きな刺激を受け、「もっと探究力や考察力を高めたい」と強く感じる機会となりました。

【2日目午後】巡検・電子顕微鏡実習

「電子顕微鏡を身近なツールに~サイエンスからアートまで~」

講師:鳥取大学医学部 医学科 プロジェクト研究員 稲賀すみれ氏

卓上型電子顕微鏡の小ささに驚き、低真空状態で前処理なしに観察できる特徴や、表面・裏側・側面を立体的に観察できることを学びました。試料セットから約5分で観察可能というスピードにも感動。金属表面のさび、鱗翅目の羽、蜘蛛の足先、水生生物の微生物などを観察し、低真空の利点を生かした装置の威力に魅了されました。米子市児童文化センターにこのような装置があることを知り、とても羨ましく感じました。

最優秀賞受賞!

閉会行事で審査結果が発表され、物理部門において最優秀賞を受賞しました!初めての受賞で、喜びもひとしおです。今回の研究は、以下の学校との共同研究によって実現しました。

大阪府立今宮工科高校定時制課程 科学部

大阪府立春日丘高校定時制課程 科学部

大阪府立槻の木高等学校 理学部

重力可変装置の研究手法や実験の工夫について、各校の皆さんから貴重なアドバイスをいただきました。この場をお借りして、心より感謝申し上げます。

引率してくださった先生方、スライドや原稿の修正など多方面でご支援いただき、本当にありがとうございました。この経験を糧に、今後さらに研究を深めていきたいと思います。

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