令和7年度 バッテリー教育プログラム:工場見学編(日亜化学工業株式会社 辰巳工場) 令和8年1月29日(木)
2026年1月29日 18時30分日亜化学工業株式会社 辰巳工場を訪問
令和8年1月29日(木)、理数科1年5組30名と引率教員2名の計32名が、バッテリー教育プログラムの一環として、日亜化学工業株式会社 辰巳工場を見学しました。
今回の見学では、リチウムイオンバッテリーに欠かせない正極材料の生産ラインを見学するとともに、本校理数科卒業生でもある技術者の方々との交流を行いました。
当日は2グループに分かれ、ヘルメットを着用して工場内を見学しました。生徒たちは、原料加工から製品出荷までの一連の工程を実際に見学し、製造現場における最先端の技術や安全管理について学びました。
生産施設では、作業工程ごとに大型装置が配置され、原料投入後は自動化・遠隔操作により効率よく生産が進められていました。また、安全を最優先に考えた通路設計や整理整頓の行き届いた工場環境にも、生徒たちは大きな関心を寄せていました。
技術者との交流では、正極材料の種類や用途、エネルギー密度向上に向けた研究開発について説明していただきました。実際の製造工程で生成された試料も見せていただき、工程が進むにつれて粒子の大きさや質感が変化していく様子を学ぶことができました。
さらに、本校卒業生である技術者の方から、高校時代の学習や研究活動についてお話をうかがいました。「苦手科目を克服することの大切さ」や「課題研究への取り組み方」など、後輩たちへの温かいアドバイスをいただき、生徒たちにとって大きな刺激となりました。
見学後の感想では、
「想像以上に多くの工程と高度な科学技術によって支えられていることが分かった。」
「今まで見たことがないような大規模な工場で驚いた。」
「リチウムイオン電池についてさらに学びたいと思った。」
「苦手科目をしっかり勉強し、自分の力を伸ばしていきたい。」
「何度も実験を繰り返し、新しいことに挑戦する姿勢が大切だと学んだ。」
といった声が聞かれました。
また、生徒たちは昨年8月に産業技術総合研究所関西センターでリチウムイオンバッテリーパックの製作実習を経験しており、今回の工場見学では、その際に学んだ内容と実際の生産現場を結び付けながら理解を深めることができました。
今回の見学を通して、生徒たちは材料科学やエネルギー技術への関心を高めるとともに、研究開発やものづくりの現場で働く人々の姿に触れ、将来の進路について考える貴重な機会となりました。本校では今後も、地域の先端産業や研究機関と連携した体験的な学びを通して、生徒の科学的探究心を育んでいきます。