日誌

第24回中国・四国・九州地区理数科高等学校課題研究発表大会(高知大会)に参加しました

8月18日(木),高知県立高知追手前高等学校芸術ホールにおいて,第24回中国・四国・九州地区理数科高等学校課題研究発表会が実施され,ステージ発表を行いました。

ステージ発表:研究テーマ『カフェインから作る除草剤』
ポスター発表:研究テーマ『リボベジで野菜を効率よく成長させるには』

 

 
 今大会はステージ発表のみ実施されました。ポスターは誌上発表形式となりました。今大会へは初参加でしたが,前日(8月17日)にステージでリハーサルがあり,スライドの動作確認と発表原稿の最終チェックを行い,準備万端で当日を迎えることができました。当日は,15分間という短い時間でしたが,最高の発表ができました。発表後,審査員や参加生徒からの質問にも的確に答えることができ,これまでの研究成果を十分にアピールすることができました。
 すべての発表終了後,高知大学海洋コア総合研究センター長の佐野有司氏による講演『ムール貝の殻に残された2011年東北沖地震の影響』を聞き,最先端の質量分析装置により,東日本大震災の津波の痕跡が被災地で採取したムール貝に残っていたことを知ることができました。
 最後に審査員による全体の講評があり,先行研究を詳細に調査することの重要性や,文系分野も含めた幅広い知識を身に付け,多角的に物事を理解していくことが大切であるというアドバイスを頂きました。他県の理数科のステージ発表を見聞きした経験は,今後の課題研究の進め方や大学受験において良い刺激となりました。