京都大学学びコーディネーターによる出前授業を実施しました 

京都大学が高大接続・高大連携活動の一環として行う「学びコーディネーター」(京都大学大学院生)を講師に招き、「流体力学」に関する特別講義を実施しました。

理数科1・2年生を対象に、最先端の研究に触れる機会を提供し、課題研究に役立つ知識や技術の習得を目指すことを目的としています。流体力学という普段あまり馴染みのない分野を、「流れ星」や「交通渋滞」といった身近な例を用いてわかりやすく解説してくださいました。

生徒の皆さんからは、最初は難しそうと感じていた流体力学に、次第に好奇心を抱く様子が見られました。授業後、「すべての流体において当てはまる方程式があることに驚愕した」「難しい内容も、図や身近な例を用いて説明してくださり、よく理解できた」といった声が聞かれました。質疑応答の時間には、積極的に質問を行う姿が見られ、活発な議論が展開されました。

生徒の皆さんにとって大学での学びや研究の様子を直接体験してもらう貴重な機会となりました。最先端の研究に触れることで、自分の将来の進路について具体的に考えるきっかけを得て、進路選択にも大きな影響を与えたのではないでしょうかか。

今後もこのような出前授業を通して、生徒たちの探究心を育み、科学への興味関心を深めていきたいと考えています。