自然科学部

 自然の療理や生命の不思議、情報社会への対応など活動内容は自由である。 部員が追求したい題材や取り組みたいものがあれば活動するといった地味な活動を続けていきたいと思っています。

自然科学部

富西の天体望遠鏡で満月を観測!クレーターもくっきり

2025年12月5日 19時56分

12月5日(金)、富岡西高校の天体望遠鏡で、ついに月の撮影に成功しました!

本日はちょうど満月。肉眼で覗いた月は、とても鮮明で、クレーターや「しずかの海」までくっきりと見えました。スマートフォンでレンズ越しに撮影した写真は少しぼやけていますが、望遠鏡で直接見た月の美しさは格別でした。自然科学部の生徒たちも「こんなに細かく見えるんだ!」と感動の声をあげていました。今回の観測をきっかけに、今後は月の満ち欠けや惑星の観測にも挑戦していきたいと思います。

次回は、土星の環や木星の縞模様を狙います!どうぞお楽しみに。

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富西の天体望遠鏡、ついに始動!

2025年12月2日 16時54分

アマチュア天文家のご指導のもと、長らく眠っていた富岡西高校の天体望遠鏡を稼働させました。追尾装置は作動しませんでしたが、手動で太陽の黒点観測に成功!

使用したのは、ニコン製の屈折望遠鏡(口径20cm)です。

これからメンテナンスを進め、天体観測会の開催を目指します。

次は、月を目指します!

次の観測に乞うご期待!

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近畿高等学校総合文化祭に参加しました!

2025年11月24日 09時35分

令和7年11月22日・23日、米子市で開催された「第45回近畿高等学校総合文化祭 自然科学部門」に参加し、『低重力環境下における毛細管現象の解析 ~重力可変装置と上昇カプセル保持機構の改良~』をテーマに口頭発表を行いました。

初めての物理分野への挑戦でしたが、質疑応答にも落ち着いて対応し、物理部門で最優秀賞を受賞!

他校との交流や電子顕微鏡実習など、充実した2日間となり、今後の探究活動への大きな刺激を受けました。

詳しくは SSHページに掲載中!

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第82回科学経験発表会に参加しました!

2025年11月1日 14時50分

令和7年11月1日(土)、徳島県教育会館で開催された第82回科学経験発表会に参加し、

『蛍光物質を利用した次世代太陽電池の開発 ~宇宙・成層圏環境における紫外線発電の実用化を目指して~』をテーマに口頭発表を行いました。

丁寧に研究内容をプレゼンし、質疑応答にも落ち着いて対応できた結果、特選をいただきました!

この経験を糧に、今後さらに研究を進めていきたいと思います。

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全国高等学校総合文化祭(かがわ総文祭2025)自然科学部門で研究発表を行いました

2025年7月30日 17時35分

 7月26日(土)~28日(月)の間、香川県高松市の香川大学および高松中央高校で行われた全国高等学校総合文化祭(かがわ総文祭2025)自然科学部門(地学分野)で研究発表を行いました。トップバッターでのプレゼン発表であり、大変緊張している様子でしたが、途中からは落ち着いて発表することができました。

 他校のプレゼン発表やポスター発表も数多く見学し、貴重な経験となりました。また、28日には自然科学部ならではの行事として巡検研修を実施し、他校の生徒とともに天体望遠鏡博物館を訪問しました。専門的な展示や解説を通じて、天文学への理解を深めることができました。

 来年もまた、全国高文祭に出場できるよう、研究を進めていきます!

発表テーマ「火星重力下における毛細管現象の検討」

かがわ総文祭① かがわ総文祭②_発表
かがわ総文祭③_天体望遠鏡博物館 かがわ総文祭④_天体望遠鏡博物館2

JpGU2025 高校生ポスターセッションに参加しました!

2025年5月25日 18時07分

2025年5月25日(日)、千葉県幕張メッセで開催されたJpGU(日本地球惑星科学連合)2025の高校生ポスターセッションに参加しました!

JpGUは毎年開催される地球惑星科学の大規模な学会で、高校生が研究成果を発表し、第一線の研究者や全国の高校生と交流できる貴重な機会です。

今回の参加は、昨年度に続き2回目。大阪府立今宮工科高校定時制課程科学部、大阪府立槻の木高校理学部に加え、新たに大阪府立春日丘高校定時制課程科学部を迎えた4校合同研究として取り組みました。リモートミーティングを重ね、テーマは

「重力可変装置で火星表層の水の流れを解析する 第3報」

という壮大な内容です。

発表前日には対面で合同練習を行い、本番に臨みました。結果は努力賞。昨年度の奨励賞には届きませんでしたが、部員全員が納得できる発表で、充実感と達成感にあふれた大会となりました。

今後もさらに研究を深めていきます。応援ありがとうございました!

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JpGU2024 高校生ポスターセッションに参加しました!

2024年5月26日 19時58分

 先日、千葉県幕張メッセで開催されたJpGU(日本地球惑星科学連合)2024の高校生ポスターセッションに参加しました!JpGUは毎年開催される地球惑星科学の大きな学会で、高校生が研究成果を発表し、第一線の研究者や全国の高校生、先生方と交流できる貴重な機会です。

今回の参加は、大阪府立今宮工科高等学校定時制の課程科学部さん、そして大阪府立槻の木高等学校理学部さんとの合同研究という形が実現しました。昨年12月から合同で研究を進めてきた成果を発表しました。

私たちは「重力可変装置で火星表層の水の流れを解析する 第2報」という壮大なテーマで実験を行い、その研究結果をまとめました。発表前日には対面での合同練習を行い、本番に臨みました。それまではオンラインでのミーティングを重ね、今回の結果について深く議論してきました。

その結果、なんと!奨励賞をいただくことができました!これも、協力してくれた他校の皆さん、そして熱心に議論を重ねた部員たちの努力の賜物です。

今回の受賞を励みに、今後もさらに研究を深めていきたいと考えています。応援ありがとうございました!

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校舎内で自然放射線(ガンマ線)の遮蔽効果が高い場所を調査!

2023年10月24日 17時29分

 自然科学部では、「校舎内でどの場所が最も自然放射線を遮蔽しているのか」というテーマで研究を行いました。簡易自然放射線観測器『Radi』を使って計測し、その結果について考察しました。

自然放射線とは?

自然放射線には、宇宙から降り注ぐもの、地面から放出されるもの、そして空気中から放出されるものがあります。これらは天候、湿度、換気状況などによってその量が変化することが知られています。

測定方法と結果

私たちは約1ヶ月間、校舎内での自然放射線量を継続的に測定し、その観測データを分析しました。特に、高さとの関係を調べるため、南館の1階から4階まで、同じ場所(東側通路の入り口付近)で定点観測を行いました。測定は役割分担をして、朝(8:30頃)、昼(13:00頃)、夕方(16:30頃)の1日3回実施しました。

この観測結果をまとめたポスターを作成し、先日開催された科学作品展に出品しました。観測の結果、3階の通路付近のデータがわずかですが低い傾向を示しました。これについては、上空からの放射線と地面からの放射線のちょうど中間地点にあたること、また、その場所の換気が他の測定地点に比べて良かったことが要因として考えられます。しかしながら、今回のデータだけでは、決定的な結論を出すには至りませんでした。

今後の展望

今後は、さらに詳細なデータ収集が必要だと考えています。具体的には、校舎内の平面的な場所による違いや、時間的な変化についても詳しく調査していきたいと考えています。現在は、校舎の長寿命化工事に伴い観測を一時休止していますが、工事が終わり次第、観測を再開する予定です。今後の研究にもご期待ください!

 

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「科学への誘い〜advanced〜」に参加しました

2023年9月30日 15時27分

「科学への誘い〜advanced〜」は、毎年徳島大学で開催されている中高生向け講座です。化学分野と生物分野に参加しました。

 『簡単な有機反応をマイクロスケールでやってみよう!』と『DNAの制限酵素地図を作成しよう』に参加しました.大学の施設での実験は、とっても魅力的で、科学的な知識を深めることができました。

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SMART2023四国大会に参加しました

2023年8月4日 14時52分

 昨年度までは、オンラインで開催されていたSMART(SMART Mbile & Autonomous Robot Tournament)は、今年、愛媛県四国中央市の伊予三島運動公園体育館で開催されました.自然科学部1年次生が、チーム(TN-science)を結成し、参加しました.

 初戦突破し、2回戦に進出することができました.3回戦では、相手チームの圧倒的な戦術と精密なプログラミに敗北してしまいました.

 来年は、優勝目指して頑張ります.

(大会の詳細は、SSHページ、令和5年度の取り組みにも掲載があります.)

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自然科学部 部活動公開

2022年11月14日 15時08分

学校公開での部活動公開では、自然科学部は真空放電実験を行いました。真空放電は光の粒子性という量子力学で説明される不思議な現象です。身近な所では蛍光灯や看板等に使われるネオン管があります。

今回の実験では、高電圧(数千ボルト)下で希薄な気体が出す光の色(波長)が気体の種類により異なるという現象を、またクルックス管では、電子の流れ(陰極線)が可視化され磁石で曲がる様子が観察できました。

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皆既月食及び木星の観測を行いました

2022年11月9日 15時09分

 県内の高校では珍しい天台ドームも稼働させ、皆既月食と442年ぶりの天王星との食、木星の観測を行いました。

 18時過ぎから月がかけ始め、19時過ぎには完全にかけて赤銅色に変色しました。この赤銅色は、地球の大気で散乱されずに残った赤い波長の光が、屈折して月面を照らしているとのことです。また、月の下には天王星を見ることができました。しかし、寒さと時間も遅くなったため残念ながら食の瞬間は観測できませんでした。南の空には木星も同時に出現していたため、木星の衛星(イウロパ、イオ、ガニメデ、カリスト)を観測することができました。木星の回りを周回している月ということで、こちらの方が感動したという生徒もいました。(過去の記事に写真があります)

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自然科学部 天体観測(金星、土星、木星)を行いました

2021年11月25日 15時10分

SSHで購入した、屈折式望遠鏡と反射式望遠鏡を使って天体観測を行いました。

金星の三日月型の欠け、土星の環、木星の月(衛星)を観測しました。

反射式望遠鏡は口径が大きいため解像度が高く、イオやエウロパ等木星の衛星もはっきりととらえることができました。

次回は、倍率を上げての難易度の高い観測にチャレンジしたいと思います。

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徳島生物学会参加報告(自然科学部)

2020年1月29日 15時12分

第143回徳島生物学会
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 第143回徳島生物学会に参加し、最優秀発表賞をいただきました。私たちは、3年前から地衣類(ちいるい)の研究を継続的に行っています。
 特にウメノキゴケについてフィールドワークを行い、学校周辺の生育分布の調査を行ってきました。この生物は、大気汚染に敏感だと言われているので環境との関係性についても詳しく調査を進めていく予定です。

自然科学部活動報告 近畿総合文化祭参加

2019年12月2日 15時14分

第39回近畿高等学校総合文化祭京都大会  に参加しました。

京都工芸繊維大学で生物分野のポスター発表をしました。

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現地巡検では、「タクシー怪談発祥の地」である深泥池に行きました。池の中央にとても珍しい、天然の浮島があることで有名です。(詳しくは、「みどろがいけ」で検索)