SSH令和8年度の取組

令和8年度 SMART四国大会2026(U20部門)

2026年8月28日 19時50分

 四国中央市立三島東中学校体育館にて開催された「SMART四国大会2026(U20部門)」に、本校から3名1チームで構成された4チーム(TN-AOGIRI、TN-HUMANITES、TN-TAIWAN、TN-VERMILION)が出場しました。

 今年の競技課題は「3分以内にフィールド上のピンポン球8個を4個のカップに収納・運搬し、獲得ポイントを競う」というもの。これまでに参加した大会の中でも最高難度を誇る難関課題でした。生徒たちは大会直前までプログラムの微調整を重ね、LEGOブロックの組換えやパーツ交換、バッテリーの充電チェックなど、細部にまで気を配りながら戦略と戦術を駆使して競技に挑みました。

 予選ラウンド(2回の競技)を粘り強く戦い抜き、見事決勝ラウンド(上位4チーム)へ進出したのは「TN-AOGIRI」。ハイレベルな戦いが繰り広げられた決勝トーナメントの末、見事準優勝に輝きました!

 惜しくも決勝進出を果たせなかった3チームも、練習通りの成果を発揮できたチームがあれば、本番直前にプログラムが消失する思わぬトラブルに見舞われたチームもありました。しかし、試合直前まで諦めずにプログラムと格闘し、仲間と切磋琢磨しながら最高のパフォーマンスを目指して挑み続けた経験は、生徒たちにとって大きな成長の糧となりました。優勝チームの圧巻の走りにも刺激を受け、次なる課題と目標が明確になった大会となりました。

今回の挑戦で得た悔しさと手応えを胸に、来年度は「満点優勝」を目指してさらなる技術向上に励んでいきます。応援ありがとうございました!

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令和8年度 富西STEAM教育「TN−アカデミックツアー」(環境・エネルギー教育支援事業)

2026年8月25日 18時50分

 8月25日(水)、理数科2年次生を対象に、今年度初となる「TN−アカデミックツアー」を実施しました。本ツアーは、環境問題やエネルギー問題を科学技術の力で解決しようとする企業や最先端の研究機関を訪問し、生徒の科学研究に対する視点を広げるプログラムです。

 富西STEAM教育の一環として、持続可能な社会を支える技術に触れ、「探究する力」「創造する力」「共創する力」を育むことを目的としています。また、1日を通してSSH事業等で整備した環境放射線モニター(Radi)を携行し、移動先や各施設での環境放射線量の計測実習も行いました。

【午前】おおさかATCグリーンエコプラザ(環境問題・SDGs)

午前中は、大阪市にある「おおさかATCグリーンエコプラザ」を訪問しました。職員の方による講義を受けた後、約120社におよぶ企業がSDGsや環境保全への取り組みを提示する展示ブースを自主研修しました。

生徒たちは、脱炭素社会に向けた省エネ技術や、プラスチックの資源循環、再生可能エネルギーの活用など、各企業の工夫と熱意に触れました。単に製品を作るだけでなく、使用後の回収・再利用まで見据えた持続可能なモノづくりの重要性を実感する機会となりました。

【生徒の気づき・感想】

「企業がそれぞれの強みを活かしてSDGsを推進している現場を目の当たりにし、環境問題へのアプローチの多様さを学びました。」

「プラスチックや廃材を『ゴミ』として切り捨てるのではなく、技術によって『資源』へと生まれ変わらせる発想の転換が印象に残りました。」

【午後】京都大学複合原子力科学研究所(最先端科学・エネルギー)

午後は、大阪府熊取町にある「京都大学複合原子力科学研究所」を訪問し、研究用原子炉(KUR)とその関連施設を見学しました。

一般的な発電用原子炉(熱と蒸気で電気を作る施設)とは異なり、研究用原子炉は核分裂時に発生する「中性子」や「放射線」を取り出して医療・理学・農学など多分野の研究に利用するための施設であることを学びました。

生徒たちは、厚さ1メートルの重厚なコンクリート壁や重密閉ドア、停電時に電磁石が外れて自動的に落下する安全制御棒など、厳重な安全対策を直接確認しました。特に、万が一の放射性物質漏洩を防ぐため施設内が低圧に保たれており、退出時に扉を開けると内部へ向かって風が吹き込む仕組みや、水中で荷電粒子が光速を超えた際に発する青い「チェレンコフ光」についての解説に、多くの生徒が見入っていました。

【生徒の気づき・感想】

「『原子力=発電』というイメージがありましたが、中性子線を用いたがん治療(BNCT)や植物内の水分量可視化、古代土器の元素分析まで、幅広い医療・学術分野で役立っていることを知りました。」

「建物の構造から気圧管理に至るまで、徹底された多重の安全対策に驚きました。科学技術を正しく理解し、適切に制御することの大切さを学びました。」

【振り返り】自分たちの「課題研究」へつながる新たな「問い」

研修を終えた生徒たちは、最先端技術や企業の取り組みから刺激を受け、自身の課題研究に対する新たなアプローチを見出しています。

【研究手法や発想の応用】

「現在取り組んでいる『ヒイロタケを用いた色素増感太陽電池』の研究において、施設で学んだ水分量可視化や技術開発の視点を活かし、色素抽出の効率化や軽量化についてさらに深掘りしたい。」

「島津製作所の測定技術やスローカメラを用いた観察手法を参考に、ミルククラウンの形状変化の解析に応用してみたい。」

【探究心の広がり】

「放射線が持つ新たな可能性と、リスクを制御する技術の両面を知ることができた。身の回りの科学的現象に妥協せず、とことん問いを深めていきたい。」

環境問題への多角的なアプローチから最先端の核科学技術までを体感した本ツアーは、生徒たちにとって視野を大きく広げ、今後の進路選択や課題研究へのモチベーションを大いに高める貴重な1日となりました。丁寧にご指導・ご案内いただきました「おおさかATCグリーンエコプラザ」および「京都大学複合原子力科学研究所」のスタッフ・研究者の皆様に、心より感謝申し上げます。

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令和8年度 富西STEAM教育(バッテリーバレイ教育プログラム:実習編)「産総研 関西センター 小型電池製造実習」

2026年8月24日 18時04分

 7月の座学編に続き、理数科1年次生が大阪府池田市の産業技術総合研究所(産総研)関西センターを訪問し、「小型電池製造実習」に取り組みました。

 実習では、事前に学んだ酸化還元反応の理論をベースに、手作業での電池作りに挑戦しました。銅箔へのスラリー塗布による負極の加工から、電極の電気溶接、指定サイズへの打ち抜き、短絡(ショート)を防ぐための薄いセパレータを用いた慎重な積層、そして電解液の注入まで、一連の工程を経てパウチ型リチウムイオンバッテリーを完成させました。特に負極へのスラリー塗布や、電極どうしが接触しないように重ね合わせる作業には、生徒全員が息をのむように集中して臨んでいました。

 「うまく作れただろうか」と不安混じりで見守る中、充電を経てしっかりと「3V」の出力が確認されると、驚きと喜びの声があがりました。性能評価の実験では、4人が作成した電池パックを並列接続し、ミニ四駆の特設コースでレースを実施。1周目のパワフルな走りから、3周目に向けて徐々にパワーが変化していく様子を観察し、自分たちの作った電池でマシンが動く感動とともに、バッテリーの特性を肌で感じ取ることができました。

 また見学時には、角型や円筒形、車載用バッテリーなどの実物にも触れることができました。毎日使うスマートフォンの中に今回のパウチ型バッテリーが内蔵されていることを実感し、内部の構造に想像を膨らませるなど、実習を通した体験が確かな知識として定着した様子が窺えました。

 プログラムは次回、実際の工場で電池が大量生産される工程を見学する予定です。座学編・実習編を終えた生徒たちにとって、最後の「工場見学編」が待ち遠しくなる充実した実習となりました。

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第28回 中国・四国・九州地区理数科高等学校課題研究発表大会(沖縄大会)

2026年8月22日 17時25分

 8月20日(木)・21日(金)の2日間、沖縄科学技術大学院大学(OIST)を会場として開催された「第28回中国・四国・九州地区理数科高等学校課題研究発表大会(沖縄大会)」に、本校自然科学部3名が参加しました。

 「微小重力発生装置による辰砂の反磁性磁気分離法の検討」をテーマに研究発表を行いました。阿南市の若杉山遺跡が弥生時代の辰砂採掘地として注目されていることをきっかけに、辰砂の調査・分析に活用できる新たな手法の開発を目指して研究を進めています。今回の研究では、辰砂が持つ反磁性に着目し、磁気を利用して短時間で効率よく分離する方法を検討しました。将来的には、土壌サンプルから辰砂を迅速に分離できる技術として活用されることが期待されています。

 大会前日の8月19日には、科学研修として波の上ビーチを訪れ、環境科学および地学分野に関する調査を実施しました。砂浜の観察や周辺地域での環境放射線(γ線)計測を行うとともに、反磁性を示すと考えられる砂試料を採集しました。また、夕食後にはオンラインによる発表練習を行い、本番に向けて準備を整えました。

 大会1日目はポスター審査およびポスターセッションが行われました。生徒たちは事前の練習の成果を発揮し、研究内容を分かりやすく説明するとともに、質疑応答にも3人で協力して対応しました。新しい分析手法の提案について積極的にアピールし、多くの参加者や研究者から今後の研究の発展につながる貴重な助言をいただくことができました。

 2日目は、各校によるスライド発表を聴講し、研究内容だけでなく、効果的なプレゼンテーション手法についても学びました。また、ポスター交流会では全国の理数科・自然科学系の生徒との交流を深めることができました。

 研修最終日の8月22日には、琉球石灰岩海食崖を訪れ、科学研修を実施しました。波の浸食によって形成された地形を観察するとともに、周辺地域の自然放射線の計測を行いました。また、砂浜ではネオジム磁石に付着しない砂試料やサンゴ片、貝殻片などを採集し、今後の研究に活用する試料を得ることができました。

 参加した生徒からは、「多くの研究者や高校生との交流を通して、新たな視点や研究の進め方を学ぶことができた」「他校の研究発表から大きな刺激を受け、今後の研究活動への意欲が高まった」との感想が聞かれました。

 今回の大会と科学研修で得られた経験や知見を今後の研究活動に生かし、さらなる研究の深化と発信に取り組んでいきます。

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第4回徳島県高校対抗サイバーセキュリティコンテスト(県南エリア)に参加しました! 令和8年8月20日(木)

2026年8月20日 17時52分

 令和8年8月20日(木)、阿南警察署3階大会議室において開催された「第4回徳島県高校対抗サイバーセキュリティコンテスト(県南エリア)」に、本校から2年次生1名、1年次生2名で編成したチーム 「TN-CSI(Curiosity Search Innovation)」 が参加しました。

 このコンテストは、インターネットの安全・安心な利用に必要な基礎知識や情報モラルの習得、そしてサイバーセキュリティに対する意識の向上を目的として開催されています。競技では、基礎知識・情報モラルに関する択一問題や、画像情報などから犯人を特定する模擬捜査問題にチームで挑戦し、得点を競いました。

 本校チームは、日頃学んでいる情報活用能力を発揮しながら協力して問題に取り組み、見事 第3位 という成績を収めることができました。

 参加した生徒からは、

「実際にサイバー対策に関わることができ、とても貴重な経験になりました。」

「模擬捜査では、警察の犯罪捜査を身近に感じることができました。」

「情報モラルについて改めて考える機会となり、今後もインターネットを利用する際には十分気を付けたいと思いました。」

「他校の生徒と競い合うことで大きな刺激を受け、サイバーセキュリティへの関心がさらに高まりました。」

といった感想が聞かれました。

 今回の経験を通して、生徒たちはサイバーセキュリティの重要性を学ぶとともに、情報社会の一員として責任ある行動をとることの大切さを実感することができました。

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令和8年度 「TN−サイエンスツアー」

2026年8月5日 19時52分

理数科1年次生を対象に理数科行事「TN−サイエンスツアー」を実施しました。本ツアーは、最先端の科学技術に触れて視野を広げるとともに、全国規模の生徒研究発表会を見学することで、生徒の「探究する力」や「創造する力」を育むことを目的としています。

SPring-8SACLA研修

午前中は、世界最高性能の放射光を生み出す大型放射光施設「SPring-8Super Photon ring-8 GeV)」と、X線自由電子レーザー施設「SACLASPring-8 Angstrom Compact Free Electron Laser)」を訪問しました。

SPring-8では放射光の発生原理や実験スペースを見学し、生命科学、環境・エネルギー、新材料開発など多岐にわたる分野で重要な研究拠点となっていることを実感しました。

続くSACLAでは、海外の同規模施設と比べて非常に短距離でありながら、世界最高性能を発揮する日本の優れた加速器技術について学びました。

見学中には、大規模な施設を目の当たりにして「SPring-8の消費電力は1日どれくらいなのだろうか?」という新たな問いが生み出されました。今後は、授業で学んだ「フェルミ推定」の手法を活用し、自ら数値を推測して考察を深めていく予定です。

SSH生徒研究発表会(見学団として参加)

午後からは、神戸国際展示場で開催された「SSH生徒研究発表会」に「見学団」として参加しました。全国のSSH校による高度なポスター発表を見学し、同年代の高校生と積極的に質疑応答や交流を行いました。全国レベルの研究発表を直接体感したことは、今後の自分たちの研究テーマ探しに向けた大きな刺激となりました。また、2年後に自分たちが発表者としてこの舞台に立つイメージを持ち、今後の探究活動に対する意識やモチベーションを高めることができました。

今回のツアーを通して、最先端の現場から科学的な問いを発見し、将来の研究活動への第一歩を踏み出す充実した機会となりました。今後の生徒たちの主体的な探究活動に繋げていきます。

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第50回全国高等学校総合文化祭(あきた総文2026)自然科学部門に参加しました

2026年7月31日 20時22分

大会開催期間:令和8年7月29日~7月31日 

大会開催会場:秋田県JAビル、秋田県生涯学習センター、秋田市総合環境センター 

大会参加者:久積 栄都、櫻木 健瑠 

 7月29日(水)から31日(金)まで、秋田県生涯学習センター及び秋田県JAビルを会場として開催された「第50回全国高等学校総合文化祭(あきた総文2026)」自然科学部門に、本校自然科学部の久積栄都さん、櫻木健瑠さんが参加しました。

 両名は物理分野において、「成層圏環境における太陽電池用波長変換材料の開発」をテーマに研究発表を行いました。宇宙・成層圏開発が進む中で求められる宇宙用太陽電池の性能向上に着目し、太陽電池が吸収しにくい紫外線を可視光へ変換する材料の開発と、成層圏環境での実証実験について発表しました。

 発表に向けては、前日からスライドや発表原稿の細かな調整を重ね、本番では研究成果を時間いっぱい使って丁寧に説明しました。質疑応答にも的確に対応し、これまで積み重ねてきた研究成果を十分にアピールすることができました。成層圏での実験映像を紹介した際には会場から感嘆の声が上がり、審査委員からも研究の意義や今後の発展への期待が寄せられました。

 会場では全国から200件を超える研究発表が集まり、高校生による高度な研究成果に触れる貴重な機会となりました。他校の発表を通して大きな刺激を受けるとともに、研究活動への意欲をさらに高めることができました。

 大会最終日には巡検研修に参加し、「太陽と資源で未来をつくる」をテーマとしたあきた次世代エネルギーパーク(秋田市総合環境センター)を見学しました。太陽光発電やごみ処理施設における資源循環の仕組み、焼却熱を利用した発電などについて学び、持続可能な社会づくりに向けた取組への理解を深めました。また、秋田大学名誉教授による火山に関する講演も聴講し、専門的な内容を分かりやすく伝える工夫について学ぶことができました。

 参加した生徒からは、「全国レベルの研究発表に触れ、日本の未来を担う同世代の高い研究力を実感した」「今回の経験を今後の研究活動に生かし、さらに努力していきたい」との感想が聞かれました。

 全国大会で得た貴重な経験を今後の研究活動につなげ、さらなる成果を目指して活動を続けていきます。

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令和8年度 ロボットアイデア甲子園2026四国大会 令和8年7月31日(金)

2026年7月31日 18時38分

7月31日(金)、しこちゅ~ホール(四国中央市市民文化ホール)にて「ロボットアイデア甲子園2026」が開催され、四国4県から約80名(本校から15名)の生徒が参加しました。本イベントは、ロボット産業への関心を高めるとともに、高校生の柔軟な発想と発信力を養うことを目的としています。

当日は産業用ロボットの見学を行った後、社会課題の解決やSDGsを踏まえたオリジナルのロボットアイデアの作成に挑戦し、自由な構想をアイデアシートに表現しました。

厳正な審査の結果、本校生徒2名が通過し、10月3日(土)に産業技術総合研究所(香川県)で行われる四国大会(発表会)への進出が決定しました。次のステージでも素晴らしいプレゼンテーションができるよう、しっかりと準備に励んでいきます。

令和8年度 第1回セラミックス探究フェスティバルに参加しました! 令和8年7月22日(水)

2026年7月22日 19時20分

 令和8年7月22日(水)、京都大学国際科学イノベーション棟で開催された「第1回セラミックス探究フェスティバル(セラフェス)」に参加しました。

 本フェスティバルは、高校生が授業や部活動、自由研究などで取り組んだセラミックスに関する研究成果を発表し、大学・研究機関・企業などで活躍する研究者や技術者と交流できる貴重な機会として開催されました。

本校からは、次のテーマでポスター発表を行いました。

発表テーマ

「衛星用太陽電池の性能向上に向けた波長変換材料の開発と評価 〜Eu³⁺ドープ無機蛍光体〜」

当日は、大学生・大学院生のほか、セラミックス分野の研究者や技術者の方々に研究内容を説明し、多くの専門的な助言やご意見をいただきました。発表を通して、自らの研究を客観的に見つめ直すとともに、新たな課題や今後の研究の方向性について考える貴重な機会となりました。

 また、研究内容と発表が評価され、奨励賞を受賞することができました。

 今回の経験を今後の探究活動に生かし、さらに研究を発展させていきたいと思います。

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HRWC(Human-Robot World Challenge)2026に参加しました! 令和8年7月18日(土)、19日(日)

2026年7月19日 20時28分

 令和8年7月18日(土)・19日(日)の2日間、アスティとくしまで開催された「HRWC(Human-Robot World Challenge)2026」に、本校自然科学部と理数科2年次生8名が参加しました。

 HRWC2026は、「LIVE WITH ROBOTS - Society 5.0 in Japan -」をテーマに開催された日本発のヒューマノイド共生イベントです。AIがデジタル空間から現実世界へと進出し、人とロボットが共に生きる社会の実現に向けて、最先端のロボティクス技術や未来社会のあり方について発信することを目的としています。

 会場では、ロボット阿波踊りや車両変形ロボット「ファイバリオン」の展示、ロボットバトル体験のほか、シェイクスピア劇や阿波踊りを題材とした文化プログラム、著名な研究者や企業関係者による講演・パネルディスカッションなど、多彩な企画が実施されました。

 特に、大阪大学大学院基礎工学研究科教授でありAVITA株式会社代表取締役CEOの石黒浩氏による講演「アバターと未来社会」や、「人間とロボットの境界が溶ける社会で、人は幸せ?」をテーマとしたパネルディスカッションなどは、多くの来場者の関心を集めていました。

 本校は、ロボットプログラミングの魅力を広く発信するため、ロボットプログラミング大会SMARTのプレイマットを用いた実演展示を行うとともに、小学生向けロボットプログラミング体験コーナーを運営しました。

 体験コーナーには多くの小学生や保護者の皆様にご参加いただき、ロボットの動きを試行錯誤しながらプログラムを作成する楽しさを体験していただきました。また、本校生徒も来場者への説明やサポートを通して、コミュニケーション力やプレゼンテーション力を高める貴重な機会となりました。

 2日間を通して、多くの来場者の方々にプログラミング教育の魅力やロボット技術の可能性について理解を深めていただくことができ、本校の取り組みを広くPRすることができました。

 なお、今回の出展にあたり、株式会社シケン様のご厚意により特別に出展ブースをご提供いただきました。 この場をお借りして、心より感謝申し上げます。

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令和8年度 富西STEAM教育「バッテリーバレイ構想教育プログラム」

2026年7月14日 18時09分

 理数科1年次生を対象に、富西STEAM教育の一環として「バッテリーバレイ構想教育プログラム」を実施しました。徳島県が推進する「バッテリーバレイ構想」と連携した本プログラムも今年度で開始3年目を迎え、本校の特色ある探究活動として着実に定着しています。

 今年度は2時間枠を確保して実施し、産業技術総合研究所作成の専門資料を用いながら、物理・化学の視点からバッテリーの構造や仕組みについて座学形式で深く学びました。さらに、8月に産業技術総合研究所(関西センター)で予定されている「小型電池製造実習」に向けた予習・事前学習も丁寧に行いました。

 本プログラムでは、座学での知識修得にとどまらず、夏の実習や工場見学といった実践的な学びを段階的に推し進めていきます。理論と実践を結びつける体験を通して、生徒たちの視野を広げ、これからの社会で求められる「探究力」「創造力」、そして仲間と協力して課題に挑む「共創する力」を着実に伸ばしていきます。

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令和8年度 SS1フィールドワーク(校内水質調査・環境放射線計測)

2026年7月9日 16時55分

理数科1年次生が、学校敷地内にて「SS1フィールドワーク」を実施しました。

今年度は前日までの雨量が多く、那賀川の増水による安全面を最優先に考慮し、急遽実施場所を校内の池へと変更して調査を行いました。生徒たちは手分けして池の水質調査に取り組んだほか、2グループに分かれて環境放射線モニタ(Radi)を用い、校内の自然放射線(γ線)の計測を実施しました。

あえて身近な学校敷地内に目を向けることで、目に見えない自然放射線という環境要素を客観的に捉える重要性を学びました。水質分析と放射線計測という異なるアプローチを通じて、生徒たちにとっては今後の課題研究に向けた新たなテーマのヒントを得る貴重な機会となりました。

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JpGU-AGU Joint Meeting 2026パブリックセッション「高校生ポスター発表」に参加しました! 令和8年5月24日(日)

2026年5月24日 19時30分

 2026年5月24日(日)、千葉県の幕張メッセで開催されたJpGU-AGU Joint Meeting 2026 パブリックセッション「高校生ポスター発表」に参加しました。

 JpGU(日本地球惑星科学連合)とAGU(American Geophysical Union:アメリカ地球物理学連合)が共同開催する本大会は、地球惑星科学分野における国際的な学術集会です。今年度は国際色豊かな大規模大会となり、高校生にとっても研究成果を発表し、第一線で活躍する研究者や全国の高校生と交流できる貴重な機会となりました。

 本校は昨年度に続き3回目の参加となります。今回は、大阪府立今宮工科高等学校定時制課程科学部、大阪府立春日丘高等学校定時制課程科学部との3校合同研究として、

 「重力可変装置で火星表層の水の流れを解析する 第4報」

を発表しました。合同研究では、事前にリモートミーティングを重ねながら研究を進め、発表準備を行いました。

また、本校単独でも、

 「衛星用太陽電池の波長変換材料の開発」

をテーマに、個人研究として発表を行いました。

 発表前日には、合同研究を行った3校が集まり、対面で最終練習を実施しました。本番では、それぞれの研究成果について積極的に発表し、多くの研究者や高校生との活発な意見交換を行うことができました。

 その結果、合同研究、個人研究ともに奨励賞を受賞しました。

 研究の成果が評価されただけでなく、多くの方々と交流し、新たな知見を得ることができた有意義な大会となりました。今後も研究活動をさらに発展させ、より質の高い研究成果を目指して取り組んでいきます。応援ありがとうございました。

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令和8年度 SS特別講義「あらためて月を考える」~身近な天体で科学的探究を体験する~

2026年4月30日 18時56分

4月30日(木)、理数科1年次生を対象にSS特別講義を実施しました。

講師には、大阪府立今宮工科高等学校定時制課程講師であり、大阪大学大学院理学研究科宇宙地球科学専攻の元特任研究員でもある久好圭治先生をお迎えしました。久好先生は、ドラマ『宙わたる教室』のモデルとしても知られ、生徒とともに重力可変装置を製作して教室内に他惑星の重力を再現するなど、独創的な研究を手掛けられてきた方です。今回は、これから課題研究に取り組む理数科1年次生に向け、身近な天体である「月」を題材として科学的探究の視点や問いの立て方についてのヒントをいただきました。

講義では、月の誕生に迫る「巨大衝突説」やマグマオーシャンの存在、自転周期と公転周期が一致する仕組み、地球と月の距離が年に約3cmずつ離れている事実など、最新の知見を交えた刺激的なお話が展開されました。単なる「天体」としてだけでなく、将来的な資源や有人滞在の拠点といった新たな視点からのアプローチに、生徒たちは深く引き込まれていました。

生徒の感想・疑問(受講後アンケートより抜粋)

「これまでは天体としてしか月を捉えていませんでしたが、資源や有人活用の可能性という新たな視点から考えることができ、ロマンと面白さを感じました。誰かの研究を聞くだけでなく、自分自身の手で研究し、真相を突き止めたいという思いが強まりました。」

「講義を通して色々なことに興味が持てたので、自ら調べてみたいです。本校にある実験機械も積極的に活用して研究に挑戦したいと思いました。」

「月の誕生に関する巨大衝突説や、自転と公転の周期が等しい(約27.3日)ことに驚きました。月面基地の運用や21世紀中の人間生活の可能性について、もっと深く知りたいです。」

「極限の高温状態(2,800℃)に耐えるロケットの金属材料や、極低温(-170℃)とされる『永久影』に存在すると言われる水の状態など、物質や地質構造に関する技術的な側面に非常に興味が湧きました。」

「マグマオーシャンにおいてナトリウムやカリウムが浮上し、マグネシウムが沈降した後のプロセスなど、元素の挙動と月の核の構造についてより詳しく知りたくなりました。」

普段見上げている月という身近な存在から無数の「問い」を生み出すプロセスを体感し、生徒たちにとって今後の課題研究への大きなモチベーションとなる貴重な機会となりました。

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令和8年度 第14回四国地区SSH生徒研究発表会 令和8年4月4日(土)

2026年4月4日 18時43分

4月4日(土)、四国大学交流プラザ(徳島県/事務局:徳島科学技術高等学校)にて「令和8年度 第14回四国地区SSH生徒研究発表会」が開催され、理数科3年次生が参加しました。本発表会は、生徒同士の科学的なコミュニケーションの場を設け、課題解決能力やプレゼンテーション力の向上を図ることを目的としています。当日は118テーマの研究発表が出展され、A~Dの4グループに分かれて発表と他班の見学を交互に3回ずつ実施しました。

他校の生徒や先生方との活発な意見交換を通じて深い学びが得られ、互いに大変良い刺激を受けることができました。今年度からは研究活動を2年次生で完結させる取り組みとなったため、本発表会が研究の集大成(最終発表)となります。今後は「サイエンスイングリッシュ」の授業にて、研究論文のアブストラクト(英文要約)作成を進めていきます。

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