SSH 高大連携授業 徳島文理大学

理数科行事 高大連携授業 (1・2年次合同)
「不思議な化学反応からみえてくる薬剤師の重要性」

日 時 令和2年10月28日(水)
場 所 本校視聴覚教室
講 師 徳島文理大学 薬学部
    教授 山本 博文 先生
演 題 「 不思議な化学反応からみえてくる薬剤師の重要性 」              

 山本教授は、チーム医療である現代医療の中で薬剤師は「薬事に関わる責任者」として非常に重要であり、時計反応の実験を例にして、化学反応の起こすリスクを考えることの重要さを説明してくださいました。
 化学反応の例としては
  ・TDCMから毒性を取り除くと、免疫を活性化できること
  ・サルーシンによって青さのりの培養・養殖が可能になったこと 
                       などを紹介してくださいました。

 また、薬剤師の業務として
  ・処方監査・疑義照会
  ・処方提案
  ・薬の調剤や製剤化
  ・医療品情報提供
  ・薬の副作用管理     等についても、説明してくださいました。

 山本教授は、「化学反応を深く研究することにより様々な問題点が解決できる重要性」について述べられました。そして、真摯に学習することが大切であり、ぜひ薬学をめざす人が増えて欲しいと締められました。