SSH(スーパーサイエンスハイスクール)

2022 SMART-U18(Smart Mobile & Autonomous Robot Tournament) 令和4年11月26日(土)

 ロボットコンテストに,4チーム(2年次3チーム,3年次1チーム)が参戦しました。この大会は世界大会であり,オンライン開催されました。競技時間(3分間)内に,競技フィールドに配置された12個のプラカップの中に12個のピンポン玉を届ける競技です。競技時間終了時の獲得得点で勝敗が決まります。ロボットにはできるだけ多くのピンポン玉を正確に届けられる自律性と安定性が要求されます。4チームは様々なプログラミングを駆使して高得点獲得を目指し,2か月間の準備期間を経て,当日に挑みました。安定した動きで,作戦通りに得点を重ねましたが,対戦相手のパーフェクトなプログラミングで最高得点(満点)を連発され,昨年度から引き続き参加している2チームも健闘しましたが,2回戦敗退に終わりました。今回のチャレンジを通して,ロボットプログラミングに興味を持つ生徒が増えました。来年度こそは最高得点を獲得できるよう頑張りたいと思います。

   
   

令和4年度「科学の甲子園」徳島県大会に参加しました

11月19日(土),徳島県立総合教育センターにて「科学の甲子園」徳島県大会が実施され,本校から3チームが参加しました。

 今年度は昨年度と同様に,筆記競技のみが実施され,科学技術・理科・数学などに関する知識・技能を徳島県代表の座をかけて競い合いました。日頃の学習の成果を十分に発揮し,チームで協力し,物理・化学・生物・地学・数学・情報の6分野に対して120分間全力で筆記問題に取り組みました。専門的な問題の他,教科の枠を超えた複合的な問題もあり,難易度の高い問題もありましたが,この貴重な経験は今後の学習等に良い刺激となりました。

英語による理科授業(鳴門教育大学)   令和4年11月11日(金)

 鳴門教育大学理科研修員の方々に来ていただき,オールイングリッシュで理科の授業をしていただきました。生徒たちは英単語リストを見ながら,テキストを読み,会話をよく聞いて内容を理解していきました。理数科1年次生と普通科2年次生の生物選択者はオオカナダモの細胞を観察しました。理数科2年次生と普通科物理選択者は原子の構造について,オリジナルの原子模型を作成したり,グループワークにより活発な意見交換を行ったりして理解を深めました。

 交流会では,研修員の方々から出身国の紹介をしていただき,本校生は理数科2年次生が課題研究の説明を英語で行いました。生徒は,英語で理科の内容を理解するという貴重な経験をすることができ,英語学習の重要性について再確認できたようです。このような貴重な機会を作って下さった鳴門教育大学の先生方や研修員の方々に,この場をお借りしてお礼を述べさせていただきます。

科学技術アカデミー中高生向け講座「科学への誘い~advanced~」 令和4年10月1日(土),10月2日(日)

 この講座は,県内中学校・高等学校の生徒を対象に,先端科学についての講演や高度な観察実験を体験し,科学に関する興味・関心や探究心を高め,理科に対する学習意欲の一層の向上や学力の伸長を目的として開講されました。本校からは,普通科・理数科より13名の生徒が「簡単な有機反応をマイクロスケールでやってみよう!」「DNAの制限酵素地図を作成しよう!」「宇宙を支配する謎の素粒子,暗黒物質を探そう!」「電子コンパスの仕組みを学ぼう!」の4講座に分かれて受講しました。どの講座も,ハイレベルな実験や観測であり,他校生徒とも交流ができ有意義な時間を過ごすことができました。

徳島大学新野キャンパス(徳島イノベーションセンター)高大連携講座(後期) 令和4年9月7日(水),9月12日(月),9月26日(月)

 9月7日に,徳島大学生物資源産業学部(常三島キャンパス)研修に参加しました。田中教授の創薬・創食研究の講義を聴いた後,山本研究室でのミニ講義「いろいろな細胞を見てみよう」を聴講し,細胞・組織等の顕微鏡観察を体験し,田井研究室でのミニ講義「薬理作用を示すビタミンC誘導体の合成」を聴講後,実験室を見学させていただきました。短時間でしたが,学部生の研究を体験することができました。9月12日は、前期に引き続き,徳島大学新野キャンパス(徳島イノベーションセンター)にて高大連携講座(後期)に参加しました。服部先生の「シイタケとその仲間が自然界で地球環境の維持に果たしてきた役割~これからのきのこ産業を担う皆様に~」を受講しました。徳島県におけるシイタケ生産の重要性を実感することができました。また,シイタケとその仲間が,自然界で生育するために得た工夫について理解することができました。また、シイタケとその仲間が,自然界で地球環境の保全に果たしてきた役割についても学ぶことができました。9月26日は,クリーンベンチで菌糸培養技術の習得実習に参加し,実際にシイタケを培養する方法について深く学ぶことができました。これまでの講座を通して,大学での最先端の研究を体験することができ,今後の進路選択に生かすことができました。

SA(探究)2022 阿南市 Future Design ワークショップ

日時:8月18日(木) 13:00~17:00
講師:大阪大学大学院工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻 倉敷 哲生 教授
   大阪大学大学院工学研究科環境エネルギー工学専攻 若本 和仁 准教授

大阪大学大学院より2名の講師と7名の院生スタッフをお迎えし、本校からは普通科2・3年次生31名が参加しました。「ライフイベントサービスの開発」をテーマに、40年後の「2062年の社会には何が必要か」「持続可能な社会構築のために今できることは何か」などについてワークショップを行いました。最後には、代表グループが発表し、アイデアを共有しました。物事を多角的に見る思考を学ぶことができました。 

 

 

 

令和4年度 SA阿南市役所訪問

7月25日(月)に普通科2・3年次生33名が阿南市役所を訪問してきました。

庁舎見学の後,2会場に分かれて,ワークショップを行いました。

課題研究に関連する質問にも丁寧にお答えいただき,2学期のSA発表や進路実現に向けて研究を深める良い機会となりました。


阿南市役所の皆様、ご協力いただきありがとうございました。

徳島大学新野キャンパス(徳島イノベーションセンター)高大連携講座(前期) (令和4年5月~7月)

 本年度新たな取り組みとして,徳島大学生物資源産業学部による高大連携講座に参加しました。この講座は,近隣の阿南光高等学校産業創造学科2年生の「総合実習」で実施されているものですが,講義形式限定で参加させていただきました。現在,生物資源産業学部で取り組まれている最新の研究について,各先生方から講義をしていただきました。講義を受けた生徒からは,「自分の目指している大学の授業が,どのようなものでどれだけ難しいのか改めてわかりました。また,さらに頑張ろうと思いました。」などの感想があり,今後の進路選択に生かせる有意義な経験となりました。

第18回全国物理コンテストに挑戦!(令和4年4月~7月)

 本校のSSHは,科学的探究活動から地域社会をイノベーションする人材育成を行っています。その一環として,「第18回全国物理コンテスト 物理チャレンジ2022」に本校から4名が参加しました。コンテストは,第1チャレンジで「実験課題レポート」と「理論問題コンテスト」による選抜が行われ,第2チャレンジで「理論問題及び実験問題コンテスト」が実施され,その中から「国際物理オリンピック」の日本代表選手候補者が選出されます。第1チャレンジの実験課題「お湯の冷め方を調べ,そのしくみを考えてみましょう。」に4月から取り組み,お湯を早く冷ます方法について振動や風がどのように影響するかの検証,実験装置,測定方法等において試行錯誤を繰り返しレポートにまとめ提出しました。7月には理論問題にオンラインで挑戦しました。第2チャレンジには進むことができませんでしたが,物理の楽しさや面白さに触れられることができ,よい経験になりました。

令和4年度 富岡西高校SSH理数科生徒課題研究発表会のご案内

次の通り,令和4年度富岡西高校SSH理数科生徒課題研究発表会を実施します。

 

1 日時 令和4年7月20日(水)

2 場所 徳島県立富岡西高等学校

3 日程 *詳細は実施要項で確認してください

     13:20~15:10

4 対象 近隣中学校教員・県内高等学校教員

5 申込 参加申込書に必要事項をご記入の上,メールにてお申し込みください

 課題研究発表会要項.pdf    別紙参加申込書.docx